読書日記2024-217

 薬は毒ほど効かぬ

薬剤師・毒島香織の名推理

塔山郁(著)

[宝島社文庫2022年12月発行]


薬は毒ほど効かぬ 薬剤師・毒島花織の名推理 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) [ 塔山 郁 ]

 

あらすじ

薬剤師の毒島さんは、その豊富な知識を活かし、薬にまつわる様々な事件を解決してきた。 山荘で渡された怪しげな種子の正体とは? ハイテンションな女性が家出した本当の理由は? 毒島さんはいつものように鮮やかに謎を解き明かし、同僚の刑部さんとホテルマンの爽太を驚かせる。 そんなある日、毒島さんたちが訪れた山荘に関して、新たに衝撃のニュースが飛び込んできて……。


感想

やっと手元にきた『毒島香織』シリーズ第5弾!

予約したのはコチラが先なのに、何故か先に手元にきた6弾を読み終えてるので、やっとなのよね〜ニコニコ


さて、いつもながらの冷静沈着な毒島さんの態度には感心させられます!


《最強の薬剤師・毒島さんが今回挑む事件のカギは大麻!?毒島さんに最大の危機が迫る!累計15万部突破!大人気お薬ミステリ》


そう"大麻"…

デジタル・デトックスを売り物にする伊豆の山荘でのんびり…

こういう宿も実際にもありそうだけど、そこには落とし穴もあったと言うことか…


"医療用大麻"という言葉も一時期よく聞いたけど、この国ではまだまだ現実的には認められてないし、その扱いは素人にはよく分からない。

なので、やはり犯罪や違法との認識かな。


もうひとつは"鬱病" 双極性障害。

うつ病は改めて誰しもがなりうる心の病だと言うことを再認識です…


どうめき薬局社長の百目鬼さんや奥さんは…新たなキャラでしたね〜


やっぱりこのシリーズは勉強になります!


ありがとうございましたm(_ _)m