読書日記2024-46

リカバリー • カバヒコ

青山美智子(著)

[光文社2023年9月発行]


リカバリー・カバヒコ [ 青山美智子 ]

 

あらすじ

5階建ての新築分譲マンション、アドヴァンス・ヒル。 近くの日の出公園には古くから設置されているカバのアニマルライドがあり、自分の治したい部分と同じ部分を触ると回復するという都市伝説がある。 人呼んで”リカバリー・カバヒコ”。 アドヴァンス・ヒルに住まう人々は、それぞれの悩みをカバヒコに打ち明ける。

誰もが抱く小さな痛みにやさしく寄り添う青山ワールドの真骨頂


感想

読まれた方皆さんが絶賛されていた1冊!

やっと読めました☺️


カバヒコの存在って…なるほどね!

もしかしてファンタジー?と密かに思っていたけど、まさにカバヒコはリアルだった😆


新築マンションに入居した5人が語り手。

第1話は1Fの住民で、第2話は2F•••第5話は当然5F

これが裏切られたら笑っちゃったんだけどね🤣遊び心を期待したわ


カバヒコよりも影の主はクリーニング屋のおばあちゃんだなぁと思っていたら、最後にちゃんと締めてくれましたね!


『不安っていうのも立派な想像力だと、あたしは思うね』

おばあちゃん、ええ事言うやん❣️


私だったらカバヒコに何をリカバリーしてほしいかなぁ?

老眼•肩こり•集中力•体力…全ては加齢だもの仕方ない、自然の法則は受け入れないとね😝


これからは公園の側を通るとカバヒコを探してしまいそうだわ〜出会ったら叫んじゃうかも「カバヒコ〜〜♪」って


孫の過去の写真の中で見つけたカバヒコならぬ、パンヒコ&イヌヒコ?🤣🤣


ありがとうございましたm(_ _)m