読書日記2024-35
猫はわかっている
村山由佳・有栖川有栖・阿部智里・長岡弘樹
カツセマサヒコ・島津輝・望月麻衣(著)
[文春文庫2021年10月発行]
![猫はわかっている (文春文庫) [ 村山 由佳 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/7692/9784167917692_1_7.jpg)
あらすじ
現代を代表する人気作家たちが、猫への愛をこめて書き下ろす猫の小説集。
猫が一生に一度だけ、人間の言葉をしゃべる⁉ 仕事と家事・育児にフル回転の雑誌編集者、九美が余命幾ばくもない猫を引き取ることになり…(村山由佳)
野良出身、いまは堂々の家猫ニャアが野犬に襲われ、まさかの⁉(阿部智里)
火事が起きたとき妻と双子の息子達の明暗が分れた。猫は何を見ていた?(長岡弘樹)
妊娠した姉から預かった猫との生活に、私の人生観が変わりだし…(望月麻衣)
ほか、有栖川有栖、嶋津輝、カツセマサヒコらが登場。 謎と企みに満ちた、オリジナル・アンソロジー。
感想
猫アンソロジーだけど、猫がメインで出てくる話もあれば、間接的に関わってくる話も。
それぞれの著者の個性が出ていますね。
村山由佳さんと長岡弘樹さん以外は読んだことのない作家さん。
私のお気に入りは『50万の猫と7センチ』と『幸せなシモべ』
どちらも初めましての作家さんだったけど、猫愛が強く出てました!
『猫はわかっている』の解釈もそれぞれで、猫好きだからと読むと裏切られた感があるかも…
猫愛よりもストーリー性が強い話が多かったように思いました。
ありがとうございましたm(_ _)m