読書日記2024-14

財布は踊る

原田ひ香(著)

[新潮社2022年7月発行]


財布は踊る [ 原田 ひ香 ]

 

  あらすじ

会社の同僚と平凡な結婚をし、ひとり息子にも恵まれ、専業主婦として穏やかに暮らす葉月みづほ。 彼女はある夢を実現するために、生活費を切り詰め、人知れず毎月二万円を貯金していた。 二年以上の努力が実り、夢を実現した喜びも束の間、夫に二百万円以上の借金があることが発覚して――。

様々な事情で「今より少し、お金がほしい」人達の、切実な想いと未来への希望を描く!



  感想

主役はヴィトンの長財布?

その財布は点々と渡り歩き、その人たちのお財布事情を露わにしていく…。


登場人物6人、誰にも共感出来なくて、読み終わって暗い気持ちが残ってしまう話でした魂

実際には前に進めた人もいて拍手もんだけどね拍手


事情は違がえど、誰もがお金に関する悩みを抱えどう生きるべきかもがいている。

借金を簡単にしてしまう人は信用出来ないとインプットされている私。

身近にそういうタイプがいるので…タラー


ハワイ旅行、ヴィトンの財布…二人目の男は怪しい販売に手を染め、三人目の男はゲームのように投資にハマり…

どないやねん!


地道に生きていきなさい!という教訓本?

それとも自分で切り拓いていくべし!ということ?


ひ香さんのお金シリーズ、ちょっと私にはしんどいかも?

『三千円の…』は評判良さげだけど、楽に読めるのでしょうか?


ありがとうございましたm(_ _)m