読書日記2023-213
どうした、家康
矢野隆•風野真知雄•砂原浩太朗•吉森大祐
井原忠政•谷津矢車•上田秀人•松下隆一
永井紗耶子•山本巧次•門井慶喜
小栗さくら•稲田幸久
[講談社文庫2023年1月発行]
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あらすじ
人質から天下人へ。徳川家康のドラマチック人生!
幼少で母と生き別れ、少年時代は人質として各地を転々とした徳川家康。 戦国の世を勝ち抜き、天下人として幕府を開くまでに、何度も訪れる人生の節目で、都度難しい選択を迫られた。 織田家に囚われてから大坂の陣まで、歴史時代小説の精鋭十三人が趣向を凝らす、歴史改変もありの短編集。〈文庫オリジナル〉
織田家の人質となっていた少年時代・桶狭間の戦い・三河一向一揆・三方ヶ原の戦い・本能寺の変後の伊賀越え・小牧長久手の戦い・関東移封・関ヶ原の戦い・大坂夏の陣など。
感想
今年の大河ドラマ『どうする家康』のタイトルをもじった?ようなアンソロジー。
内容は時代に沿って進み、家康その生涯の中で節目となった事件や出来事を、13人の作家さんが綴っている。
私にほぼ存じない作家さんでしたが…2人だけ知ってかな
13人13色の家康像が年譜に沿って味わえるのが面白い!
大河ドラマを観ている方ならば、あぁ〜あの場面ね!と多少は見方の違いはあれど、ほぼ馴染み深い内容です。
最後に載っている年譜で、分かりやすく整理されてて、大河ドラマが今はこの辺りね〜とか今後はどこまで進むのかと気になったかな
家康像は表現によって違うけど、戦のない世を長く続けた功績は素晴らしいといってもいいかなと思います。
ありがとうございましたm(_ _)m