読書日記2023-144
処方箋のないクリニック
仙川環(著)
[小学館2020年12月発行]
✩✩✩✩✩
あらすじ
東京郊外にある古びた洋館。 そこには先端科学では治せない患者と家族の「人生」を治療する名医がいる。 凄腕、イケメンだけど、ちょっと変わり者の医師青島倫太郎。
目が悪くなったのに車の運転をやめない父。 怪しげなサプリにはまる母。 仕事のストレスで血圧が上がった息子。 民間治療に心酔した妻……。
そんな患者を持つ家族たちはどうしたらいいのか。 現代の赤ひげ先生が、鮮やかに患者と家族のトラブルを解決するハートウォーミングお医者さん小説。
感想
お初の作家さん。
6編の短編、どれも読みやすかったです(*^^)v
が、オチがちょっと緩い…
診察でもカウンセリングでもなく、医療の相談に乗ってくれる総合内科診療所が舞台。
いいですよねぇ〜!
こういう場所があれば患者は診察迷子にならず、進む方向性が見えやすいし、医者不信にもなりにくいっしょ(^_-)-☆
「病気ではなくて、人と向き合いたい」なんて言うドクターってどれだけいるんかいな?
そういうドクターが増えることを願っての✩5つ?!
終わり方からしたら続編がありそうだけど…?
ありがとうございましたm(_ _)m