読書日記2023-129
たんぽぽ球場の決戦
越谷オサム(著)
[幻冬舎2022年6月発行]
✩✩✩
あらすじ
かつて「超高校級」ともてはやされたピッチャーだった大瀧鉄舟は野球の道をあきらめ、人生そのものが停滞したまま20代半ばを迎えてしまった。 そのまま生きていくのはツラすぎるけど、現実と向き合って人生をやり直す勇気もなかなか出ない。 そんな鉄舟が、ひょんなことから草野球チームを創設することに。 だが、彼の元に集まったのは結構クセ強な男女八人。 すったもんだの果てに迎えた初の対外試合。 全員挫折経験ありのへっぽこナインが、河川敷のグラウンドで奇跡を起こす! (……かも)
感想
王道なストーリーでしたね〜
挫折を経験し引きこもりになり、人との接触を避けたバイト生活。
その挫折した野球で再生していく物語。
でもハラハラ、ドキドキ、ワクワクさせてくれる物語でした!
主人公は過去のプライドがそのまんまで、前半はその上から目線にムカムカ人生経験が乏しいからな…
〘挫折ってたぶん、そんなに悪いことでもないんじゃない?〙
って言う友達がいなかったらなり得なかったし、結局は周りに助けて貰えながらなんだよね…。
やっぱり人は人との繋がりがあればこそかな?
キャッチボールもままならない野球チーム、いやグループね
年齢も性別もバラバラ、共通するのは"野球に挫折した人"人生色々〜♪
挫折経験のある人にはお薦めの1冊!かも?
そんな初心者もいるバラバラなチームが、初試合でここまで健闘するのは…
感動はしたけど、ちょっと甘過ぎる気もしたな
ありがとうございましたm(_ _)m