読書日記2023-51
いつもの木曜日
青山美智子(著)
[宝島社2022年9月発行]
✩✩✩✩✩
あらすじ
2021年、2022年本屋大賞2位受賞作家・青山美智子さんが贈る『木曜日にはココアを』に繋がる温かな物語。
その12編の物語に登場したワタル、朝美、えな、泰子、理沙、美佐子、優、ラルフ、シンディ、アツコ、メアリー、そしてマコ。 これは彼、彼女たちがあの日に出会う前の物語。 そんな前日譚を田中達也さんが作ったミニチュアとともに読む、絵本のような小説です。 カップにココアが注がれるその瞬間を味わってください。
感想
まず本の形にビックリ!
これは絵本?
ハードカバーのちょい横長で薄い
読んでまたビックリ!
優しい〜〜
登場人物の想いがショートストーリーで描かれています。
そう文章と絵と色でね
それぞれに迷ったり、困ったり、悩んだり…決して楽なことばかりではないけれど、ちゃんといい気持ちに収まってますね
私のお気に入りは『5杯目Red』
ーーー青の点滅信号は「早く渡れ」と急かしているのではなく、「次の青が来るまで今は少し待ったほうがいいよ」と教えているんじゃないかなーーー
手元に置いておきたくなる1冊ですね!
ありがとうございましたm(_ _)m