読書日記2023-47
水底のスピカ
乾ルカ(著)
[中央公論新社2022年10月発行]
✩✩✩
あらすじ
その転校生は、クラス全員を圧倒し、敗北させた――
夏休み明け、北海道立白麗高校2年8組に、東京からひとりの転校生がやって来た。 汐谷美令――容姿端麗にして頭脳明晰。 完璧な彼女は学校中から注目を集めるが、些細な事からクラスで浮いた存在になってしまう……。 学校祭準備で美令と友人となった、クラスで孤高を演じる松島和奈。 そして美令が孤立する原因を作ってしまった、クラスのカースト上位である城之内更紗もまた、美令、和奈と深く関わってゆく。 それぞれ秘密を抱える三人が向かう先に待つものは…。青春群像劇の傑作! 最高に美しいラストシーンを、ぜひご堪能ください
感想
乾作品は6冊目。
前回読んだ『おまえなんかに会いたくない』同様にアオハル
悩める高校生や中学生、クラスでの立ち位置、カーストとか…
やはり何となく馴染みにくくて、読むのには苦労しました
3人の女子高生にはそれぞれに秘密がある…
どんな爆弾が出てくるか…と挫折しそうになりながらも読了。
《最高に美しいラストシーン》
はて?
ジェネレーションギャップかしら?
同じく若者主役の話でも、『明日の僕に風が吹く』や『竜神の子供たち』は受け入れられたのになぁ…
ありがとうございましたm(_ _)m