読書日記2023-10

私のカレーを食べてください

幸村しゅう(著)

[小学館2021年1月発行]

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私のカレーを食べてください [ 幸村 しゅう ]

 

あらすじ

古びた喫茶店の装いながら、本格的なスパイスカレーを出す「麝香猫」。 そこで働く山崎成美は調理師学校に通う19歳。 成美は幼い頃に両親が離婚、育ててくれた祖母も失踪してしまい、天涯孤独の身であった。 そんな彼女の運命を変えたのは、小学校の先生が作ってくれた一杯のカレーライス。成美はその味を自分でも作りたい一心で調理を始め、カレーの奥深さに戸惑いながらも、ようやくきっかけを掴みはじめていた。しかし突然、ある事情から「麝香猫」が店を閉めることになってしまい……。

感想

第二回おいしい小説大賞受賞作

確かに大賞に相応しいお話しでした!

偶然にも大賞受賞の第一回のも第三回のも読了済でした(^^)v


きっと読んだ方みんなが思うであろう「カレーが食べたくなった!」

しかもスパイスの効いたやつね(^_-)-☆


そして多分誰もが、主人公の成美の成長を応援したくなるであろう?!


登場人物が成美の人生に彩りを与えていく度に、うんうんと共感したり、ウルッと感動したり、イライラと理不尽な出来事に怒りが込み上げたりして、カレーだけじゃなく気になることがたくさんありました。


成美とトロ子の人生に幸あれー気づき気づき


ありがとうございましたm(_ _)m