読書日記2022-217
木曜日にはココアを
青山美智子(著)
[宝島社2017年9月発行]
✩✩✩✩✩
あらすじ
僕が働いている喫茶店。 必ず木曜日にきて、いつも同じ席で手紙を書く女性がいる。 そして、頼むのは、決まってココア。 僕は、その女性を「ココアさん」と密かに呼んでいる。 ある木曜日。ココアさんはいつものようにやってきたのだが、どこか様子が違い……。
色とりどりのストーリーが深く交わっていく、ハートフルストーリー。
感想
やっと読めた人気本!
先に続編の『月曜日の抹茶カフェ』 を読んだが、また違う雰囲気のお話のように感じました。
「色」がつなぐ12編の連作短編集で、前の章に出てきた人が繋がっていくから、次は誰だろう?の楽しみもありました。
そして、グルっと巡って元に戻り収まりが良かったわぁ〜
途中で前世って言葉も何回か出てきたので、むむむ?と思ったけど、それも払拭される優しさに掴まれた感じです!
シドニー旅行の老夫婦の会話が印象的
夫婦も長く続けていると血縁がないのが不思議とな
確かにね!
私も39年目となると男女よりも血縁者?! そんな存在ですもんね
ありがとうございましたm(_ _)m