読書日記2022-201

ほどなく、お別れです

長月天音(著)

[小学館2018年12月発行]

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あらすじ

東京で実家暮らしをしている大学四年生の清水美空は、就職活動で連戦連敗し、三年前に始めたものの休職中だったアルバイトに復帰する。 スカイツリーのすぐ近くにある地上四階建ての葬儀場、坂東会館のスタッフの仕事だ。 久々に式場へ顔を出すと、仲の良かった社員の先輩から、見覚えのない若い男性のことを教えられる。 漆原という名の彼は、事件や事故絡みの遺体を「専門」とする葬祭ディレクターだった──。


 

ほどなく、お別れです [ 長月 天音 ]

 

感想

何人かのブロ友さんが読まれてて、気になっていた1冊。


葬儀社の話しというので、やはり"死"は避けられないとは覚悟していたが…

主に「視える」人の話なんですね。


これは私にはファンタジー部類ではないかも?! 実際にあり得ると思っているので!

実際に視える人を何人か知ってますし驚き


就活に破れてバイト先に就職するは、現実にもある話だと思うけど、こういう能力のある人がその現場に身を置くにはかなりの覚悟がいると思う。

いいほうばかりではないだろうし…


亡くなる前のお祖母さまの言葉で涙が溢れました…

『私たちはいつだって一緒なんだよ。心の中でね』


人間と動物を一緒にしてはいけないけど、愛猫のことで胸がいっぱいになりました。


続編も一緒に借りられたので、続けて読もうか考え中です。


ありがとうございましたm(_ _)m