読書日記2022-167
まずはこれ食べて
原田ひ香(著)
[双葉社2019年12月発行]
✩✩✩✩
あらすじ
アラサーの池内胡雪は、大学の友人たちと起業したベンチャー企業で働き、多忙な毎日を送っている。 不規則な生活のせいで食事はおろそかになり、社内も散らかり放題で殺伐とした雰囲気だ。 そんな状況を改善しようと、社長の提案で会社に家政婦を雇うことに。 やってきた家政婦の筧みのりは、無愛想だが完璧な家事を行い、いつも心がほっとする料理を振る舞ってくれる。 筧の食事を通じて、胡雪たち社員はだんだんと自分の生活を見つめ直すが…。
人生の酸いも甘いもとことん味わう滋味溢れる連作短編集。
感想
続けてお料理系を!
前回は癒やしを求めて振られたので、今回は…
と思ったら、こちらも癒やし系ではなかったな…
どちらかと言うとイヤミスかもしれない
それでも癒やされる美味しいものは出てきましたよ
人間の弱さや脆さを救ってくれるのは、美味しい料理を作ってくれる人の暖かさや優しさなんだろうな〜
起業立ち上げメンバーは、それぞれが得意な分野で成り立っていると思いきや、個人的には色んな葛藤があって…
そしてラストは、私からしたら『なんじゃそりゃー』
このお話の主役は、家政婦の筧さんね
ありがとうございましたm(_ _)m