読書日記2022-64

落花流水

鈴木るりか❨著❩

[小学館2022年2月発行]

☆☆☆☆☆

 

落花流水 [ 鈴木 るりか ]

 

  あらすじ

舞台は、とある地方都市。高校3年生となり、受験生の水咲。
ある朝、町中の尊敬を集める「先生一家」の門前にパトカーが何台も集まり大ニュースに。 手錠をかけられ警察に連行されて出てきたのはなんと憧れの生物教師だった!
その先生は幼い頃から水咲にとって特別な存在。 先生をひたすら信じたい一心から水咲はまた別の事件にも巻き込まれてしまい……。


著者が現役受験生として受験勉強と並行して描いた、地方都市在住受験生の青春を描いた初恋小説。 読後爽快、リアルな青春を鮮やかに描く。


  感想

《担当編集者さん情報》

著者が実際に高校3年生となったある日、「やっぱり小説を書きたい」との連絡が。「え?本当に?」最初は半信半疑でしたが、それなら、と『現役受験生が描く受験生の青春小説』を書いてほしい、と提案をしました。(今春、大学生に)



14歳でデビューして、今作が5作目かな?

青春小説…

間にグリーンハーツ初恋グリーンハーツを入れて成立ねウインク

ストーリー的には切ないです…。


それにしても水咲ちゃんは、単純で無防備で無垢過ぎるぅ笑い泣き

またそれがいいんだけどね!


モデルは著者?爆笑


特に新しいストーリーでもないけど、読んでいて嫌にならないところが著者の上手さだと思います照れ


何気に小難しい話題も放り込んだり、忖度しつつもキツイ言葉も言い合う等身大の高校生の会話は経験値?


今までの作品でも思ったけど、鈴木作品の主人公って“ちびまる子ちゃん”ぽいと思うのは私だけ?爆笑


ありがとうございましたm(_ _)m