読書日記2021-224
【本が紡いだ五つの奇跡】
森沢明夫❨著❩
[講談社2021年9月発行]
☆☆☆☆☆
あらすじ
〈本を愛するすべての人に!〉
本が生まれて、読者へとつながる
「本に関わった五人の奇跡の物語」。
仕事がなかなかうまくいかない女性編集者の最後のチャレンジで実現した新作小説。
その小説が人々を気持ちを奇跡のように紡いでいく。
第一話 編集者・津山奈緒の章
第二話 小説家・涼元マサミの章
第三話 デザイナー・青山哲也の章
第四話 書店員・白川心美の章
第五話 読者・唐田一成の章
感想
森沢明夫さん、私が好きな作家さんの上位に入ります。
そして…
この作品もその中で上位です!
題名通り、本が紡いだ人々の話
編集者→小説家→デザイナー→書店員→読者
と、
1冊の本に救われた人→1冊の本に想いを託す人→1冊の本を最後の仕事にした人→1冊の本が繋いだ縁→1冊の本が過去から前へ進めてくれた…
誰かの事を想い、誰かと共に生き、寄り添い…
そんな"誰か"が思い浮かべば優しい気持ちになるのでは?
今これを読んで下さっている本好きな方は分かると思いますが、
『本の力』『お話の力』
それによって救われる事もたくさんありますよね
そんなお話です
本文に出てきた漢字
『凪』
私が今年を表す一文字に選んだ字です!
この本と出会う前に選んでいた。
本文にこの言葉が出てきた時に思った、これも素敵な縁
2021年の最後にこの本と出会えて嬉しいな
2021年は224冊読みました!
読み過ぎですね
あまりに多過ぎて、今年のベスト10も選べません…
最初に読んだのが、いや半年前に読んだのがもう〜うろ覚え(ーー;)ヤバイ
そんなtakakoの読書ブログにお付き合いいただいて、ありがとうございましたm(_ _)mペコ
いいね!やコメントに勇気を貰えました。
そして皆さんのブログから、沢山の本にも出会わせて貰いました。
来年もまたよろしくお願いしますm(_ _)mペコリ
どうぞ良いお年を