読書日記2021-217

【わたしの美しい庭】

凪良ゆう❨著❩

[ポプラ社2019年12月発行]

☆☆☆☆☆


統理と小学生の百音はふたり暮らしだが、血はつながっていない。

朝になると同じマンションに住む路有が遊びにきて、三人でご飯を食べる。 その生活を“変わってる”という人もいるけれど、日々楽しく過ごしている。

三人が住むマンションの屋上には小さな神社があり、地元の人からは『屋上神社』などと呼ばれている。 断ち物の神さまが祀られていて、悪いご縁を断ち切ってくれるといい、“いろんなもの”が心に絡んでしまった人がやってくるが―

そこを訪れる“生きづらさ”を抱えた人たちと、「わたし」の物語。


わたしの美しい庭

 

居心地の良い、優しくて、温かくて、ずっと読み続けていたいような気持になるお話でした。


ストーリーは優しい訳ではなく、それぞれが普通でない事情を抱えていて、悩んで苦しんで涙を流して…。

そして自分を受け入れていく…。


幸せの形は誰かに決められるのはでなく、自分で決めるものなのよね!


『そしてバントは…』や『とわの庭』と似ている部分もありますね。


この本を読む前に読みだした本が、(予約してやっと回ってきたので何とか読了せねばと頑張ったけど…)だんだん気持ちが萎んでいき…100頁でリタイアガーン


次に読み始めたこの本は、こちらから読みたいと思わせてくれました照れ


ありがとうございましたm(_ _)m