読書日記2021-203
【復讐の協奏曲コンチェルト】
中山七里❨著❩
[講談社2020年11月発行]
☆☆☆☆✬
三十年前に少女を惨殺した過去を持つ弁護士・御子柴礼司。
事務所に“この国のジャスティス”と名乗る者の呼びかけに応じた八百人以上からの懲戒請求書が届く。 処理に忙殺されるなか事務員の洋子は、外資系コンサルタント・知原と夕食をともに。
翌朝、知原は遺体で見つかり、凶器に残った指紋から洋子が殺人容疑で逮捕された。 弁護人を引き受けた御子柴は、洋子が自身と同じ地域出身であることを知り…
御子柴シリーズ第5弾!
今回は事務員の洋子さんが殺人犯として逮捕され、あれこれ調べて彼女の過去が解るお話。
いやぁ〜、意外でしたね(^_^;)
そこに繋がるのかと、いきなりのプロローグ。
何となく今まで謎で気になる存在だった洋子だけど、なるほどね…(¯―¯٥)
これって、初回からそういう設定を考えて登場させていたのだろうか?
裁判シーンが思いのほか少なくて、あっさり解決したのが多少物足りないが、全ての布線を解き明かしたのは快感?!
③医療少年院の恩人→④母親と妹→⑤被害者の母と友人
と続いてきて、自分の過去の罪と向き合うことになった御子柴氏の心情が今後どう変化するのか、
次回の主題が楽しみです(^^)/
やっぱりこのシリーズは好きだわ〜(^^♪
ありがとうございましたm(_ _)m