読書日記2021-178

【月はまた昇る】

成田名璃子❨著❩

[徳間書店2020年9月発行]

☆☆☆☆☆


「保育園がないなら、つくっちゃえ! 」

孤独と不安をシェアしたい人、
この指止まれ!
ママたちの奮闘物語。

北村彩芽は、職場復帰するのにまだ保育園が見つからない!
思わずSNSで呟いた
#保育園落ちた人この指止まれ
に、ママたちの苦悩がたくさん寄せられた。
そのオフ会で知り合った2人に彩芽は目をつける。
シングルマザーで経理ができる 沢村敦子
子をあやすのが上手な 江上梨乃
彼女たちの能力を見抜き、彩芽は一念発起する。
「保育園つくっちゃいませんか? 」
動揺する2人をよそに、
実現に向けて彩芽は突き進むが――。
保育園に落ちた仲間同士の
人生をかけたプロジェクトがはじまった。


月はまた昇る (文芸書)

 

初読みの作家さんです。

ブロ友さんの感想から「読みたい」と思った1冊。


正解でした(^^)v


内容は上記の通り、保育園を作ろうと奮闘するママのお仕事小説?!


問題は山積で、現実には「無理だよなぁ」と思いつつも、行動を起こし、そして繋がり起こる奇跡。


これに家庭の問題や仲間内でのいざこざが絡んでくるが、最後は行動力と団結力!



読みながら、なんかモゾモゾ…

気持ちがソワソワ…


何だろうと考えれば、自分の経験とシンクロしている部分があることに心が震えてた?


もちろん保育園を作ろうではないけどグラサン


20代後半で夫婦でイチからの店舗作り。

資金・内装・人員・集客等など

そして、

その時の3歳の子供の保育園問題


今から考えると、怖いもの知らずだったなぁ〜とアセアセ


32年前の保育園は、窮状を何度も何度も訴え、福祉事務所に日参すれば動いてくれたけど、現在はポイント制?

やり方は変わったようですね。


ありがとうございましたm(_ _)m