読書日記2021-95
『亥子ころころ』
西條奈加❨著❩
[講談社2019年6月発行]
武家出身の職人・治兵衛を主に、出戻り娘のお永、孫娘のお君と三人で営む「南星屋」
全国各地の銘菓を作り、味は絶品、値は手頃と大繁盛だったが、治兵衛が手を痛め、粉をこねるのもままならぬ事態に。
不安と苛立ちが募る中、店の前に雲平という男が行き倒れていた。 聞けば京より来たらしいが、何か問題を抱えているようで―。
『まるまるの毬』の続編。
安定の読みやすさですね!
今回は、治兵衛さんにピンチは無かったので、ハラハラはあんまりなかったけど、雲平という新たな登場人物が刺激を与えてくれました(^_-)-☆
お永さんとの仲も気になったけど、その辺りもチャラチャラ感がなくていいかも?!
そう〜、時代小説って、堅いイメージで敬遠していたけど、逆に複雑なチャラチャラしたのがなくて、読み手にも優しいんですよね!
特に西條さんの文体がそう感じさせてくれます(^^)v
このシリーズはこれで終わりかな?
また続編が読みたいなぁ〜(*^^*)
ありがとうございましたm(_ _)m