読書日記2021-78
『もう、聞こえない』
誉田哲也❨著❩
[幻冬舎2020年8月発行]
「女の人の声が聞こえるんです」。
殺人の罪を認め、素直に聴取に応じていた被疑者が呟いた。
これは要精神鑑定案件か、それともーー。
身元不明の男性が殺害された。
加害者が自ら一一〇番通報し、自首に近い形で逮捕される。
これで、一件落着。
自分の出る幕はない、と警部補・武脇元は思っていたが……。
一向にわからぬ被害者男性の身元、14年前の未解決殺人事件。ふたつの事件を繋げるのは、“他界した彼女”だった…。
皆さんの感想で、戸惑いがあったのが「そういうことか!」で納得。
菊田刑事の奥さんが登場!の印象が強かったけど、そこはただ登場しただけなんだと、ちょっとガッカリ(^o^;
誉田さんのお得意分野の2つがが重なった感じのお話ですね。
『妖の華』を思い出しました。
まぁ〜、そこまでの過激さはなかったけど。
ただオカルトな部分と現実的な部分が、かけ離れてる気がして…。
幽霊がなぜ地面に立てるのか?その説明などはどうでもいいのに…長すぎ(ーー;)
繋がりが強引?
結果的には、オカルト系のほっこり系ミステリーかな?!
人物設定については、途中まで把握出来ず、あ〜そういうことか!
そこで一気に繋がりがよめた!
それでもラストまで面白く読めました。
終章の最後は、ちょっとやり過ぎかもね(^_-)-☆
これは続編もあるのか??
ありがとうございましたm(_ _)m