読書日記2021-66
『まるまるの毬(いが)』
西條奈加❨著❩
[講談社2014年6月発行]
武士から転身した変わり種、諸国の菓子に通ずる店の主・治兵衛。
菓子のことなら何でもござれ、驚異の記憶力を持つ出戻り娘・お永。 “看板娘”の孫娘・お君。 親子三代で営む菓子舗「南星屋」は繁盛。
でもこの一家、実はある秘密を抱えていて…。
思わず頬がおちる、読み味絶品の時代小説!
時代小説が苦手な私の、ブロ友さんお薦め第二弾?!
苦手意識は全く感じられず、サクサク面白く読了〜(^^♪
お江戸の人情話し、元は武士だった治兵衛の出生の秘密もあり~いろいろと事件も起こる。
結末は、黄門様の印籠よろしくになるのかと思えば、逆でしたね(^O^;)
和菓子への想いと家族への想いが溢れていました!
治兵衛の好々爺、しっかり者のお永、屈託のないお君。
この家族が笑顔のお店を想像しただけでニヤリ〜(*^^)v
早速、続編も読まなくっちゃ!
ありがとうございましたm(_ _)m