読書日記2021-51 原田ひ香❨著❩
『ランチ酒』
[祥伝社2017年11月発行]
犬森祥子の職業は「見守り屋」だ。営業時間は夜から朝まで。
ワケありの客から依頼が入ると、人やペットなど、とにかく頼まれたものを寝ずの番で見守る。そんな祥子の唯一の贅沢は、仕事を終えた後の晩酌ならぬ「ランチ酒」。
孤独を抱えて生きる客に思いを馳せ、離れて暮らす幼い娘の幸せを願いながら、つかの間、最高のランチと酒に癒される。
今日も昼どき、最高のランチと至福の一杯!







前回読んだ本と同じく、女性のひとり飲み。
こちらはランチでお酒ね。
タイトルから、楽しいグルメ本かな?と思ったが、意外な人間ドラマがあった。
見守り屋、バツイチ、アラサーで娘の親権は元夫のもの。
仕事は夜から朝までなので、仕事明けはランチ酒となる。
様々な依頼人と会い見守り、一食一酒を大切にしているが、しっかりと眠るために飲んでいる感じもある。
平日の昼間に、一人でお店に入ってアルコールを注文するのは、呑んべえの私でも躊躇するなぁ〜。
またそういう人を見た時、『何者だろう?』って思ったりもする…。
でも、美味しいものをいただいたら、自然と飲みたくなるのもだ!と読みながら確信したわ(^_-)-☆
ありがとうございましたm(_ _)m