読書日記153 野中柊❨著❩
『猫をおくる』
[新潮社2019年7月発行]

 

猫をおくる [ 野中 柊 ]

 

餌付けをしているわけでもないのに猫が寄りつき、「猫寺」と呼ばれていた都内の木蓮寺。
若き住職の真道は高校教師だった藤井に声をかけ、猫を専門に扱う霊園を開設する。
愛猫を看取ったばかりの瑞季、そして真道と藤井もまた誰にも明せない悲しみと孤独を抱えていた。
猫と共に生き、猫に生かされてきた男女の祈りと再生の物語。

三毛猫 黒猫 オッドアイ猫 星 三毛猫 黒猫 オッドアイ猫

題名から、ちょっと覚悟しながら読み始めたが、とてもとても優しい物語だった。

著者はきっと猫好きなんだろうな?!
哀しいお話でも愛を感じました!

たかが猫されど猫
猫の魅力に魅せられた人は、その温もりや柔らかさ尊さが忘れられないはず照れ

私も1年9ヶ月前、愛猫をおくりました。
我が家に来て1年半、まだ2歳にもならない雄猫でした。

様子がおかしくて、病院に連れて行った時にはもう手遅れだったのでしょう…
入院して点滴三昧で4日後に亡くなりました。

面会に行った時のあの鳴き声が、未だに忘れられない…
きっと「帰りたい」と叫んでいたのでしょう。

「猫の尻尾には、秘密があるって、ご存知でしたか」
「猫の尻尾に隠されているものがあるんです」
知りたい方は、本書を読んでみてね(^_-)-☆

全ての猫さんに
クリスマスベルメリー・クリスマスクリスマスツリー


ありがとうございましたm(_ _)m