読書日記107 湊かなえ❨著❩
『落日』
[角川春樹事務所2019年9月発行]

 

落日 [ 湊かなえ ]

 

新人脚本家の甲斐千尋は、新進気鋭の映画監督長谷部香から、新作の相談を受けた。
『笹塚町一家殺害事件』引きこもりの男性が高校生の妹を自宅で刺殺後、放火して両親も死に至らしめた。15年前に起きた、判決も確定しているこの事件を手がけたいという。笹塚町は千尋の生まれ故郷だった。
この事件を、香は何故撮りたいのか。 千尋はどう向き合うのか。
“真実”とは、“救い”とは、そして、“表現する”ということは。

ハムスター ヒヨコ カエル ちょうちょ カエル ヒヨコ ハムスター

湊かなえさんの本は、いつも読みながら首を傾げ、最後には「そういうことか!」
になる気がする。

本書も、3分の2までノレなくてダラダラ感が強かった。
が、複雑な糸が解けだした時、「そういうことか!」
になったウインク

余りにも解けすぎて、そこ迄⁉
キレイに収まりすぎましたねグラサン
どうせならば、面会して最後の糸を解して欲しかったかも…。

親子関係・虐待・いじめ・死…
盛り沢山で、やはり『イヤミスの女王』でした!(^_-)-☆

ありがとうございましたm(_ _)m