読書日記91 92 柚木麻子❨著❩
『ランチのアッコちゃん』 [双葉社2013年4月発行]
ランチのアッコちゃん (双葉文庫) [ 柚木麻子 ]

 

屈託を抱えるOLの三智子。彼女のランチタイムは一週間、有能な上司「アッコ女史」の指令のもとに置かれた。
大手町までジョギングで行き、移動販売車の弁当を買ったり、美味しいカレー屋を急遽手伝うことになったり。
そのうち、なんだか元気が湧いている自分に気付いて……。
表題作ほか、前向きで軽妙洒脱、料理の描写でヨダレが出そうになる、読んでおいしい短編集。


『3時のアッコちゃん』 [双葉社2014年10月発行]

 

3時のアッコちゃん [ 柚木麻子 ]

 

澤田三智子は高潮物産の契約社員として、シャンパンのキャンペーン企画チームに入っているが、会議は停滞してうまくいかない。

そこに現れたのが黒川敦子女史、懐かしのアッコさんであった。
イギリスでティーについて学んできたというアッコさんが、お茶とお菓子で会議の進行を激変させていく。
表題作ほか、「メトロのアッコちゃん」「シュシュと猪」「梅田駅アンダーワールド」を含む全4編。


お弁当 お弁当 お弁当 おにぎり 鍋 鍋 鍋

2冊ともアッコちゃんのエネルギッシュな豪快な姿に圧倒されそうなお話でした。

そして、2冊とも第一話第二話がアッコちゃんで、第三話第四話が別の話だが、何故か一度は名が出る…(¯―¯٥)

重い小説の後に、箸休め的に読める本かな?
悩み解決と言うより、自分の考え方を再考し、切り替えや持ちようを変えるという、根本的な解決方法ですね。

だから読み進めれば、少しだけやる気スイッチが入るかもね(^_-)-☆

両本とも166頁の薄さなので、続けて読んでも長編1冊分⁉
第三段もあるみたいなので、また箸休めしようかな?

ありがとうございましたm(_ _)m