読書日記69 友井羊❨著❩
『無実の君が裁かれる理由』[祥伝社2019年8月発行]


なぜ冤罪は生まれるのか?
 曖昧な記憶 自白強要 作為 悪意……
人間心理の深奥を暴く、青春&新社会派ミステリー!


私が疑いを晴らしてあげる――
突然、同級生へのストーカー行為を告発された大学生の牟田幸司。 身に覚えはないが、“証拠"を盾に周囲は犯人扱いだ。 追い詰められた幸司を救ったのは、冤罪を研究する先輩・紗雪の一言だった。 調べを進めると、目撃証言や記憶など人間の認知が驚くほど曖昧なものだったことが判明。 幸司の疑いは晴れた。 真犯人は別にいる、それは誰だ? 謎を追う二人の前に、さらなる事件が待ち構えていた!

赤ワイン 白ワイン 赤ワイン シャンパン 赤ワイン 白ワイン 赤ワイン

お初の作家さんです。
題名から、固い悲惨な話なのかと思ったが、明るく軽いタッチでスラスラと読めた(^^)v

全ての話が『冤罪』…
第一話は、いきなり主人公がストーカーに間違えらる

第二話=友達の冤罪
第三話=痴漢事件と父親の仕事
第四話=過去の事件の真相

冤罪をかけられた側の無実を証明するために、事件の謎を解いていく。
冤罪をかけられた被害者の向こうには、そもそもの発端となった事件自体の被害者もいるということに改めて気付かされる内容だった。

結果、どちらにも深い傷が残るっていうのも強く感じました!

そして、所々にに登場する美味しいイタリアンにも、かなりソソられました(^^♪

ありがとうございましたm(_ _)m