読書日記30 唯川恵《著》
『みちづれの猫』 [集英社2019年11月発行]


ふり返れば、いつもかたわらに猫がいた――。

離婚して心身ともに打ちひしがれたとき、大切な家族を亡くしたとき、家庭のある男を愛したとき……

人生の様々な場面で、猫に寄り添われ救われてきた女性たちを描く、心ふるえる全七編の短編集。
猫と一緒の人生は、せつなくて、愛しい。

三毛猫 黒猫 オッドアイ猫 ねこクッキー 三毛猫 黒猫 オッドアイ猫

猫好きには、のめり込めるお話ばかりです!

短編1作目からヤラれた…
一緒に暮らした猫との最後のお別れシーンには涙が止まらない(´;ω;`)ウッ…
 
そしてラストの短編、歴代の飼い猫達がお迎えに来てくれて…
これにもヤラれちゃいました(´;ω;`)ブワッ

どのお話も、猫を絡めて女性の生き方を描いていて、文体や文章が優しいから惹きつけられたのかもしれないなぁ〜⁉

何故こんなにも猫ってドラマになるんだろう〜。

本文より
『猫好きは、すべての猫を好きになる。 
美しかろうが薄汚れていようが、雑種であろうが血統書付きであろうが、他人の猫であろうが、決して懐いてくれない猫であろうが、関係ない。 すべてが愛おしく、すべてに心躍る』

その通りです(^^♪♪

ありがとうございましたm(_ _)m