読書日記123 近藤史恵【著】
『みかんとひよどり』 (2019.2)
はじめたばかりの猟で遭難してしまった潮田亮二、35歳。 相棒の猟犬と途方に暮れていたところ、無愛想な猟師・大高に助けられる。
かねてからジビエ料理を出したいと考えていた潮田は、大高の仕留めた獲物を店で出せるよう交渉する。 しかし、あっさり断られてしまい―。
夢を諦め、ひっそりと生きる猟師。 自由奔放でジビエへの愛情を持つオーナー。 謎の趣味を持つ敏腕サービス係。
ふつうと少し違うけど自分に正直な人たちの中で、潮田は一歩ずつ変わっていく。
人生のゆるやかな変化を、きめ細やかに描く、大人の成長物語。
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読みやすくて流れる様に進むけど、何か物足りないような…。
遭難しかけた主人公が助けられた猟師に、ずっと丁寧語で話しているのに、急にタメ口になって、その過程?友情が急に深まったところが曖昧だったなぁ。
ジビエ料理の奥深さや効能を伝えたかった作品なのかな?
主人公の精神的な成長を言いたかったのかな?
それとも命を戴いて私達は生きていると伝えたかったのかな?
全てに奥深さが中途半端な様に感じてしまいました…。
ありがとうございましたm(_ _)m