湊 かなえ 著 『山猫珈琲』上巻 下巻
好きな作家さんです。
上下巻の本なので、どんな大作か
と期待したら、エッセー集でした。
数社の新聞連載されたのをまとめた本。
湊さんは現在 淡路島在住で、出身は因島、10年前に新人賞を受賞し、その後の約20冊の小説は何冊も映像化されました。
作家の有川浩さんは親友だそうです。
書くことは30歳を過ぎてからの挑戦。
現在40代半ば、主婦であり母であり嫁であるのに凄いなぁ~が、この本を読んだ感想(・・?ん?
タイトルは、好きなものを並べたそう。
「山」 「猫」 「珈琲」
猫好きの私が、気に入った文章を抜粋(文は勝手に短縮してます)
・・・湊さんは、マロンとミルという親子の猫を飼ってられます。
『マロンが死んで、息子のミルは、仲良し親子でいつも一緒にいたのに悲しんでいる様子がない。
マロンが死んで二週間後の夜中、月明かりが異様に明るく、外に出ようと玄関を開けたら、足元にシュッと猫が体をこすりつけながら通り過ぎる感触がした。 ミルではない。
翌朝、ミルの大パニックが始まった。 マロンのお気に入りの場所を一ヶ所ずつ、鼻をこすりつけながら匂い、アオーンと鳴きながら家中歩き回る。 仔猫がもらわれていった後のマロンの行動と同じ。
マロンを必死に捜すミルを見て、昨日までは家にいたんだな、と思った。
夜中のあの感触は、じやあ行くね、と旅立つマロンの別れの挨拶かも。
三日間続いたミルパニックが落ち着いた今は、時々マロンを呼ぶ時の声で鳴いているのを聞くと、旅立った後も遊びに来てるのかなあと嬉しくなる。』
ちょっと涙しました
下巻の初期授賞作品も中々良かったですよ(^_-)
ありがとうございましたm(_ _)m
好きな作家さんです。
上下巻の本なので、どんな大作か

数社の新聞連載されたのをまとめた本。
湊さんは現在 淡路島在住で、出身は因島、10年前に新人賞を受賞し、その後の約20冊の小説は何冊も映像化されました。
作家の有川浩さんは親友だそうです。
書くことは30歳を過ぎてからの挑戦。
現在40代半ば、主婦であり母であり嫁であるのに凄いなぁ~が、この本を読んだ感想(・・?ん?
タイトルは、好きなものを並べたそう。
「山」 「猫」 「珈琲」
猫好きの私が、気に入った文章を抜粋(文は勝手に短縮してます)
・・・湊さんは、マロンとミルという親子の猫を飼ってられます。
『マロンが死んで、息子のミルは、仲良し親子でいつも一緒にいたのに悲しんでいる様子がない。
マロンが死んで二週間後の夜中、月明かりが異様に明るく、外に出ようと玄関を開けたら、足元にシュッと猫が体をこすりつけながら通り過ぎる感触がした。 ミルではない。
翌朝、ミルの大パニックが始まった。 マロンのお気に入りの場所を一ヶ所ずつ、鼻をこすりつけながら匂い、アオーンと鳴きながら家中歩き回る。 仔猫がもらわれていった後のマロンの行動と同じ。
マロンを必死に捜すミルを見て、昨日までは家にいたんだな、と思った。
夜中のあの感触は、じやあ行くね、と旅立つマロンの別れの挨拶かも。
三日間続いたミルパニックが落ち着いた今は、時々マロンを呼ぶ時の声で鳴いているのを聞くと、旅立った後も遊びに来てるのかなあと嬉しくなる。』
ちょっと涙しました

下巻の初期授賞作品も中々良かったですよ(^_-)
ありがとうございましたm(_ _)m