中山 七里 著 『スタート!』

好きな作家さんのひとりなので、借りてきて読み始めて気がついた・・・前に読んだと( ̄▽ ̄;)
最近よくあることですヤバーイ

でも、もう一度読んでも面白かった!
途中の展開は、引き付けられたけど、最後の謎解きがちょっと残念かも?!
もう少し絡まっててほしかったなぁ。

あらすじは、
映画撮影のお話しで、病気を抱えた巨匠監督が遺作となるだろう映画を撮ることになり、心酔するスタッフや役者が絡み事件が起きる。
妥協を許さない監督とスポンサーであるテレビ局とのバトル。
やはり金銭が絡み合い、それぞれの収益の取り方などで排除される人が出てくる。

2時間のサスペンスドラマにありそうな話かもね(^_-)

昨今 映画はなぜ衰退しているのか?
テレビドラマとは全く作り方が違うとか、「へぇ~」と思うことが度々ありました。

この作家さんにしては正統派でしたね。
読みやすい分、ちょっと物足りないかも・・・でした。

読んだ本が原作となり、テレビや映画になるといつも物足りなく感じたり、原作と違う!と思うこともしばしば。
その辺りの事情も盛り込まれていたので、なるほど!や 仕方ない!と勉強になりました。

ありがとうございましたm(_ _)m