エジプトの旅行会社 トライウェイズトラベルです
エジプトは金・土の休みと春香祭のため、日曜までお休みです。
(通常日曜から仕事です)
連休中、毎日通おうと思っていたモスクへ行ってきました。
今日で通わなくて良いことが分かりました
先週金曜日のオートモービルクラブのイベントに
ファルーク王の息子アハマド・フアード(フアード2世)が来ていたことを知りました
一目お会いしたい!!!
からのファルーク王が眠るモスク、
リファーイーモスクへ行ってみたのです。
リファーイーモスクには、ムハンマド・アリー朝のイスマイールから
母、歴々の総督、妻たちが眠っています。
きっとお墓参りをされるだろうと。
まっすぐファルーク王のお墓へ
去年、息子アハマド・フアードによって替えられた墓標
エジプトとスーダンの王ファルーク
王政がなくなり70年経ちますが、
あらためてムハンマド・アリー朝のマークを入れているあたりに
息子としてのこだわりを感じます。
それまでは、こちらでした。
何が変わったのか、新しいほうは在位期間が書かれ、
以前のは、退位した日が書かれているそうです。
古いほうは王政を倒したナーセル大統領の時代に出来たものと思われます。
アハマド・フアードはリファーイーモスクへ2週間前に来ていたそう
ち~ん。
そんな前からエジプト入りしていたんだ。
ここに毎日通ってもお目にかかることはないでしょう・・・。
金曜礼拝が始まるということで滞在時間約15分ほどでモスクを出てきました。
今日もムハンマド・アリーモスクが美しい
私がムハンマド・アリー朝好きなのをみんなに話しているので、
エジプト人の友達からアレキサンドリアの一般に公開されていない
モンタザ宮殿内部の写真が送られてきました
その友達にファルーク王の息子さんに会えたらと
リファーイーモスクへ行ったことを話すと
フェイスブックのページのリンクが送られてきて。。。
開けると、
ちょうど礼拝の時間にムハンマド・アリーモスクにいらっしゃった写真があがっていました。
エジプト人と一緒にお祈りしたそうです。
同じ時間帯に近くにいたんだ。
ムハンマド・アリー直系の子孫アハマド・フアード
1952年1月16日生まれ
フアード2世(中央の赤ちゃん)
在位1952年7月26日 – 1953年6月18日
ファルークは退位することで、王政に反対する勢力をなだめ、
フアードが在位中に国を統一することを望んでいたそうです。
アハマド・フアードは亡命後、現在、スイス在住で、
1958年エジプト国籍を剝奪され、
サダト大統領の時代にエジプトの市民権が回復、
パスポートには「前エジプト国王」と記され
1991年から定期的にエジプトへやってきているそうです。
ムハンマド・アリーモスクでのお写真お借りしています。
革命がなければフアード2世(王)として、
父王ファルークと子供時代に見ることがなかった自分の国エジプトを
39年間の不在を取り戻すかのように
あらためて見て感じているのでしょうか。