エジプトの旅行会社 トライウェイズトラベルです
侍たちが行ったらしいハンマーム探しのついでに、
同じエリアにある2つのモスクを見に行こうと思って出かけました。
1つ目は、アミール(プリンス)カイスームモスク、
2つ目はアミーラ(クィーン)サフェイヤモスクです。
クィーンや、プリンスって、
大好きなムハンマド・アリー朝に関連するのか気になったのです
どちらも違っていましたがニアピンな点がありました。
アミール・カイスームモスクはマムルーク朝に出来たモスクで、
後にムハンマド・アリー朝のアッバース・ヒルミー2世が増築したそうで、
その名も冠するモスクでした。
アミーラ・サフェイヤモスクは、エジプトのクィーンではなくて、
ヴェネチアの貴族の娘だったのに海賊に襲われ、オスマン帝国で奴隷として
売られたといわれているムラト3世の正妃になったサフェイヤ(1550-1618)が寄贈した
オスマンスタイルのモスクでした。
ハンマーム跡がある通りから少し坂をあがったところにあるモスク、
通りからの高低差の上、モスクの入口に続く階段はナイルの氾濫のためだったのでしょうか!?
このモスクはカイロに出来た3番目のオスマンスタイルのモスクだそうです。
残念ながら、閉まっているため中は見れなかったのですが、
その堅固な外観は今も美しく外野がいなければ、ずっと見ていたいと思うモスクでした。
千のミナレットがあるといわれるカイロ
まだまだ知らない美しいモスクがたくさんありそうです