やっぱり楽しい!!カイロ街歩き☆アブディーン宮殿にあるモスクへ！！

カイロの危険度が下がりました。
そして、外出禁止令も緩和され、0時から5時まで（金曜日は19時から）。
どんどん短くなってきています。

やったぁ～ヾ(＠°▽°＠)ﾉ

・・・とはいうものの、家には日が暮れる前に帰りたいと思うようになりました

2ヶ月近くの外出禁止令効果

もうパブロフの犬状態です

お散歩にぴったりな陽気の休日

一日一度は外に出たい

ぶらぶらと出かけてきました

どこに行くわけでもなかったのですが、最終地点はハーン・ハリーリ

部屋に飾る雑貨が欲しくて。
目的地だけ決めて

毎日朝からにぎわっている駅前のスークも金曜のためか、少なめ。
スークを抜け、ぶらぶら歩き、30分後にはアブディーン宮殿に着きました

マイブームな場所のアブディーン宮殿。

アブディーン宮殿、外から見るとそっけない箱のような印象で、宮殿なのが不思議

に思っていて、興味もへったくれもなかったのですが

ある肖像画がきっかけでムハンマド・アリー・ファミリーおたくになり、この宮殿にも興味を持つようになりました

エジプトへ団体旅行で来られる方には、そもそもこの宮殿が目に入らないと思われます。

カイロ観光といえばピラミッドに博物館。
ムハンマド・アリーモスクとハーンハリーリ市場、オールドカイロで、
ダウンタウンにあるこの宮殿前を観光バスが通らない

混みますからね

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目の前に宮殿が見えてきて

うっきうき

してたところに目に飛び込んできたのが

羊

なんでここ

誰がこんな場所で羊飼ってんね～ん

自由すぎます、エジプト

まるまる太った無邪気な羊たち

うれしそうに餌箱に近づいてきて

食べ終わると
群れ（3、4匹）の元へまたうれしそうに戻っていきます

食べられることも知らないで無邪気なもんだ

鉄条網が張られ、まだ一般に開放されていない宮殿。

前にご紹介したディワン書店で注目本として

アブディーン宮殿の写真集が目に付くところに飾られていました

その写真集を開いてびっくり

どの部屋も美しい

以前、一枚の写真を見て、イスラム色の強い造りだと思っていたのですが、西洋の宮殿とたがわず、イスラム建築の良さもあり、外観が地味だと感じていたので、豪華絢爛の内部に驚いたのでした。

宮殿をぐる～と一回り

美しいモスクが見えてきました

まさか入れるとは思わなかったアブディーン宮殿に併設されたモスクへ、声を掛け、入れてもらいました

ここもまぁ

なんとも美しいこと

ムハンマド・アリーモスクよりも美しく感じました。
比べたのはムハンマド・アリーの子孫たちが作ったモスクのため。

お祈りのあとでイマームに話を聞きました。

このモスクはフアード国王が建てたモスクで、当時はモスクの名がフアード・モスクだったそうです。
現在はファトヒ・モスクと名を変えています。

王妃ナズリや娘たち、そして息子の嫁など、女性専用のお祈りする場所、ハラムレクがこちら

<母ナズリとファルークとその姉妹>

マシュラベイヤ越しにお祈りしていたのですね

興味深かったのが、フアードの息子ファルークは平日このモスクでお祈りし、
金曜日は家族の眠るリファーイーモスクにお祈りに行っていたという話。
ほんとかどうかは眉唾ですが。

残された彼らの写真からお祈りする姿は想像できません。

<アブディーン宮殿でのファルークの誕生会>

宮殿内には劇場もあるのですが、モスクと同じような作りの女性専用の席があります。

このモスクも外観からまったく期待していなかったのに、意外なほど美しかったのでした。

千のミナレットがあるといわれているカイロ。
観光地であったり、有名なモスク以外は、きっかけや興味がなければ入ろうと思いません。
京都のお寺みたいなもの

なので、思わず入れたモスクが美しいとそれだけで得した気分になります

モスクを出て数歩歩けばこの看板が目に入ります。