「売上10倍!小さな会社のメルマガ営業術」
売上10倍!小さな会社のメルマガ営業術
平野友朗 日本実業出版社 1400円
- <売上10倍!>小さな会社の最強メルマガ営業術/平野 友朗
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ただ闇雲にメルマガを発行しているだけの例が多い。
社内で、インターネットに強いという理由だけで選ばれた担当者は、戦略の全体像が見えないため、会社の品位を落とさないような、当たり障りのない文章を書くだけとなる。この場合、メルマガ発行自体が目的となり、売上や情報提供といった目的が二の次になる。逆に言えば、メリットを理解して発行すればそこに勝機はある。
・ メルマガ発行の13のメリット
① システム利用コストがゼロ(「まぐまぐ」を使用した場合)
② 商品の販売促進ができる
③ 書き直しが自由にできる
④ テストマーケティングができる
⑤ 営業先を開拓できる
⑥ 読者を会員化できる
⑦ 顧客を育成・教育できる
⑧ ファンを作り出せる
⑨ 一度集めたリストは何度でもアプローチができる
⑩ 個人or会社(担当者)をブランド化できる
⑪ メルマガ自体で広告収入を得ることができる
⑫ ニュースレターの代わりになる
⑬ 出版に結びつけることができる
・ メルマガの文章に書き手の人柄をプラスすれば、読者に良いイメージを持ってもらえる
・ 顧客フォローはメルマガ営業と相性抜群
・ 売上は長い目で積み上げていく
・ 新規客の獲得コストは既存客の6~10倍高である
●通販番組に学ぶ、思わず買ってしまうホームページとは?
・ 売れているものには必ずワケがある
売れるHPを作るには、HPだけでなく、あらゆる売れているものを参考にする。
(参考事例など)
・ メルマガを出し続けることでイメージは向上する
高いロイヤリティーを持つと、読者は自然と、メルマガを読み続けたり、紹介する商品を何度も買ってくれたり、良い評判を周囲に広めてくれたりするようになる。
・ 固定読者という財産を囲いこむ
単に情報を垂れ流すだけでは、大企業のやっていることと変わらない
読者が求めているのは、情報+人(人柄、人間性、コミュニケーションなど)です。
たとえば、メールで直接、コミュニケーションする(質問に答えるなど)というのも一例。読者の声を掲載したり、セミナーを開催するなども効果がある
人気メルマガが実践するコツとは?
●誰に読んでもらいたいのか具体的にイメージをする
・ 目的を明確にする
・ 読者対象と内容を決める
たとえば、女性向けの情報であっても、20代の女性でかつ既婚者というように絞り込む。
・ 情報を盛り込みすぎない
内容はニッチな情報に絞り込む
読者が関心を持てるテーマを送る
・ 読者は「あなた」独自の視点や個性で情報を解説してくれることを求めている
・ 情報の出し惜しみはダメ
・ 誰も知らない情報などほとんどないということを知る
ほとんどの情報はインターネットで無料で公開されていたり、書籍で売っていたりする。
読者が求めているのは、理解しにくい情報や点在している情報を、「あなた」の言葉でわかりやすく整理して伝え続けることです。
「あなたの言葉で」がポイント。
自分なりの情報を発信し続けていると、読者は発行者に好意を感じたり、感謝したり、与えられていることへの「借り」を感じるようになる。人間の心はバランスを保とうとするので、この「借り」を返そうとして、商品を購入したりする。これを心理学では「返報性」と呼ぶ
●読者の目をくぎづけにするタイトル作りの秘ノウハウ
・ たまたま見つけた人を逃がさないようにする
・ ターゲットに合った読者層にヒアリング
メルマガはタイトルを見て登録する
タイトルは、配信される予定の内容が推測できるものが望ましいです。
出来る限り他者の評価を聞くことが大切。読者層に合った人の意見を聞く
30代主婦向けのメルマガ出したいのに、20代男性に聞いても答えはでない
・ 語呂がいいもの(声に出して読みやすい)
・ 具体的な数字が入っているもの(100万円/50日で、など)
・ お手軽/簡単さが伝わるもの(3分間/誰でも、など)
・ 独自の言葉を作り出したもの
・ 内容がイメージしやすいもの
・ メルマガの上達は物真似から
・ 1人のお客様に接しているように書く
文章は「ですます調」のような丁寧な表現を使いながら、自分自身のキャラクターを織り込むようにしていくと書きやすい
・ 編集後記や読者の声はちょっと気の効いたアクセント
・ 関連書籍の紹介も効果的
・ 編集後記で「人柄」を伝える
・ 読者の声は注目度が高い
内容を1部紹介するとこんなカンジです。
ほか、もっと具体的な販売手法などがきめ細かく紹介されているので、
起業などで通販HPなどへの誘導の手段として参考になると思います。
山内