マイナンバーカード

が導入されて5年が経過した。私も何を思ったか昨日発行の申請の手続きをした。
半分忘れ去られたようなカードな気がしたのはその筈。
 
普及率はなんとなんと26.3%(令和3年3月1日時点,総務省HPより)
国が推進する制度としてかなり低い数字である。
 

なぜこんなにも低いのだろう。

一つあげられるのは、なくても不便ではない点だ。

 
マイナンバーカードでできること(総務省HPより)
個人番号を証明する書類として

 マイナンバー(個人番号)の提示が必要な様々な場面で、マイナンバー(個人番号)を証明する書類と

 して利用できます。
各種行政手続きのオンライン申請

 マイナポータルへのログインをはじめ、各種の行政手続きのオンライン申請に利用できます。
本人確認の際の公的な身分証明書
 マイナンバーの提示と本人確認が同時に必要な場面では、これ1枚で済む唯一のカードです。

 金融機関における口座開設・パスポートの新規発給など、様々な場面で活用できます。
各種民間のオンライン取引に

 オンラインバンキングをはじめ、各種の民間のオンライン取引に利用できるようになります。
様々なサービスを搭載した多目的カード(※)

 市区町村や国等が提供する様々なサービス毎に必要だった複数のカードがマイナンバーカードと一体化

 できます。
コンビニなどで各種証明書を取得(※)

 コンビニなどで住民票、印鑑登録証明書などの公的な証明書を取得できます。

 

いまいちパッとしない。

 

本人確認ができて公的証明書が発行できるカードと言われるが、そんなに必要性を感じない。

第一、免許証を常に携帯している人が多い。顔つき本人確認をする際、財布やカードケースに入っている免許証を取り出せば済む話だ。

 

オンラインバンキングや民間のオンライン取引に利用できるという点。

これもまた、今まで登録の際に苦労してこなかったシステムであり必要性を感じられない。

 

 

もう一つはナンバーで登録される不快感な気がする。

 

ここからはあくまでも持論である。

 

人はやっぱり、名前で読んでほしいと感じる。

『そちらに座っている方どうぞ』とか『18番の方どうぞ』より『〇〇さんどうぞ』の方が気持ちがいい。

百貨店でカードを使った時に、わざわざ定員がレシート確認して『〇〇さん。いつもご利用ありがとうございます。』と口を揃えて言うことからも納得できるだろう。

 

このマイナンバーカードは記載のメインがナンバーであり、もちろん国に一括登録されるのは自分たちの名前ではなく、各々のナンバー。

国は、あの人は何番、こっちは何番。今来たのは何番で、家族は何番と何番と何番。

のように把握していく。

 

やっぱり、不快だろう。〇〇さん一家と認識される方が、○番,○番,○番,○番の4人家族と認識されるより良い。

 

実際の扱いや呼ばれ方は変わらないが、番号で一括管理される体制が何かプライバシーを侵害されて、中央一括管理体制に組み込まれている不快感を感じてしまう。

 

 

マイナンバーの今後

 

国も5年経って危機感を覚えたのか、それともただ導入に時間がかかったのか知らないが、マイナンバーカードが令和3年3月(予定)から健康保険証として利用できるようになることなどを踏まえ、まだカードを持っていない人に対して、カードの申請に必要なマイナンバーカード交付申請書を順次送付している。

そして我が家にも届いて申請してみた。

 

健康保険証として利用できるようになったという事実。 画期的なのだろうか?

 

多分財布のポケットやカードケースに入っている健康保険証がマイナンバーカードに置き換わるだけのこと。

もちろんマイナンバーカードに免許証の機能は付いていないわけで、免許証は絶対に携帯しなければならない。

 

先ほども述べたように本人確認は基本的に免許証で行える。

言わずもがな、普及が進む見込みはないだろう。

 

しかし、僕のようにまだ免許証を持っていない人たちには有用であることは確かだ。

車を運転しない人たちや未成年(未成年が本人確認が必要な時ってそんなにあるのか?)がマイナンバーカードを申請しようと思い立った際に、家族まとめてやっちゃおうかという風潮がもしも生まれてくるのであれば普及していくのかもしれない。

 

あんまり期待しないで、今後の普及率の動きを観察していこう。