紅茶マーケット

シリーズ化とか言いながらたった3回で最終回を迎えた。
紅茶同様すっきり読んでいただけたら幸いだ。
 
次に行く前に一つだけ。
 
ここで、RTDについて特筆したい。RTDとはReady To Drink
蓋を開ければそのまま飲める缶やペットボトル入りの飲料のことを指す。
RTD化するとファストサービスに繋がる。
紅茶は入れるのに時間がかかるスローな飲料という固定観念を打破したのがRTDなのである。
 

5.  加賀棒茶

最後にヒューチャーするのは棒茶。これは飲んでみてとしか言うことができない。

香ばしさ、味、雰囲気、最高。

 

私自身では上手に説明できないので、あるHPを引用する。

丸八製茶湯オンラインショップによると、

「お年を召されてからは特に焙じ茶を好まれた昭和天皇にと、試行錯誤を重ねてつくった棒茶「献上加賀棒茶」です。特長は澄みきった琥珀色。一番摘みの良質な茎を芯から浅く焙じ、旨味をひきだしています。茶葉そのものの緑がかった浅い茶色も献上加賀棒茶ならでは。芳ばしい香りを存分に味わうには、熱湯で25秒。時間をかけずにいれることをおすすめします。品良く調和した軽やかな渋味と旨味をお楽しみください。」

だそうだ。

 

6.  さらなる成長を求めて 紅茶ビジネスの問題点と総評

 

紅茶業界にはドトールやスターバックスのように多店舗展開、フランチャイズ展開できるような体力のあるところは無い。

なぜだろう。それは原価率にある。

紅茶を売るよりコーヒーを売ったほうが圧倒的に儲かるのだ。

だから、本当に紅茶が好きな人ではないと紅茶でビジネスはできない。

 

どこかのコーヒーチェーン店でコーヒーが飲めない店員がコーヒーを入れてるなんてことがあるそうだが、紅茶のお店ではあり得ない。

 

茶というものは、グレードによって売買されるため、原価を弄ることができない。

だから、完全な嗜好品として流通するか廉価品を綺麗なパッケージやティーバッグに加工するなど整えて販売するしかない。

 

あとは甘さ勝負に負けることも要因の一つではないか。

昔々、肉体労働者は仕事の合間に甘い物を欲しがって、甘〜いコーヒー飲料や炭酸飲料という、どんだけでも甘くなる、魔法の水溶液が流行った。

紅茶はコーヒーや炭酸飲料に比べて砂糖が溶けにくいため、流行に乗り遅れたとも考えられる。

 

やはり、紅茶は近年の主要企業の戦略の要、

「スッキリ、サッパリ」がビジネス成功のかぎを握ることとなるだろう。