例えば皆さんは
スマホの充電が切れたら
どうしますか?
ほとんどの方は
充電しますよね?
大抵の場合
自転車のチェーンが外れたら
無理に走らずに
付け直しますよね?
大抵の場合
ギターや三味線の弦が
切れた時は
弾かずにまず、張り替えますよね?
大抵の場合
育てている植物がカピカピで
枯れそうになっている場合
言葉かけの前に
水をあげますよね?
物質世界の出来事ならば
なんなく出来ていた事なのに
自分自身のこととなると
難しくややこしくしていることに
人間の皆さん
気づいてますか?
言葉に捉われるということ
例えば、疲れている時に
「こんな時こそ笑顔で」とか
「疲れたと言っちゃダメ
私はついてる、ついてる…」とか
「まずは感謝しなきゃだから
ありがとうを100回言おう」とか
スピリチュアルが好きな人ほど
こういった概念を取り入れがち。
言霊や行動でどうにかしようと
自分を鼓舞する方向に行きがち。
結論から話すとね
その言動が逆に
自分を不調和にさせています。
それは世間や何らかの教えが
「よし」とする言葉や行動に囚われて
自分の心と身体の声を
完全に無視した状態だから。
感情があってこそ
「ついてる」を口癖にしておくと
運が上昇するだとか
「ありがとう」を1日100回言うと
波動がどうのこうのとか
どんな行動でも
そこに感情が伴っていなければ
それはただのギャップです。
そしてそのギャップは
引き寄せの法則では
抵抗になり得ます。
言葉や行動は
感情と比べるとやっぱり表面的で
それは
今この瞬間には
「言葉」というものは存在せず
言葉も行動も"身体"を介した
外側から生まれたものだから
と、私は捉えています。
今ここの奥底の自分自身を無視して
言葉や行動でカバーしようとしたことが
自分を置いてけぼりにしている
なんてことも少なくありません。
引き寄せの法則を実践する
前の私もそうでした
願望実現ステップの話で言うと
無理に自分を鼓舞して
波動を上げようとすることは
受け取りモードの
STEP3にいるようで
実はSTEP1の段階に
自分を押し止めているようなもの。
自然と体験するコントラストを
自分で作っているようなものなのです。
(もちろんそれも体験だから
そうしたい方はどうぞです)
感情は内側のバロメーター。
いつも、自分の奥底の
感情が調和の指標です。
なので何を言うにしても
何をするにしても
まず、
感情が伴っていること。
言葉や行動は二の次です
無理に前向きな言葉にしなくていいし
無理に笑わなくてもいい。
大抵のエセポジティブは
単なる抵抗だから。
世間的に「いい」とされる
言葉や行動を取り入れても
感情がYesと言っていなければ
それは、その瞬間はNoということ。
無理をして
やけくそポジティブになって
抵抗を活性化させるよりも
力を抜くなり
気を逸らすなり
思考を止めるなりして
まず自分自身を休めて
感情を戻してきてあげる
自分を緩めてあげることの方が
引き寄せを実践する上では
ずっとずっと大切なことです。
エイブラハムの例え話
引き寄せの法則を伝える
エイブラハムも
面白い例え話をしています。
「ガソリンが切れそうな時に
メーターにニコちゃんマークを
貼ってもガソリンは増えません」
そしてガソリンが切れたからと
落ち込む必要はまったくなくて
ガソリン入れればいいんです、と。
作った笑顔でいなくていい。
その前にできることはある。
自分の奥底に従うことが
自分にとってのベストペース。
つまり自分の内側の声を
知らんぷりするな、ということだと
私は解釈しています。
そしてもうひとつ。
「熱いストーブに手を乗せたまま
人はいい気分でいられますか?」
うん
いられん笑熱々のストーブに手が当たったら
大抵の人は
反射的に手を離すでしょ。
だってシンプルに熱いし
火傷するほど熱いのは嫌やし
引き寄せでも同じこと。
不快ならば
その手を離していい。
不快なら
フォーカスしなくていい。
もっと内側に素直に、正直に
心地良さを選んでいい。
感情を脇に置いて
言葉や行動に囚われた時
自分に聞いてみてください。
あなたのその選択は
今この瞬間の自分に
本当にやさしい?
抗わなくて大丈夫。
エセポジティブで
いなくて大丈夫。
抵抗のない道を選んでください。
無理のない選択をしてください。
その軽くなったあなたの感情と
内側は調和して行くから。
宇宙は共鳴していくから。
なにも、心配することないよ。
いま、必要な方へ