インナーチャイルドを持っていると
どうしても、色々な事に気が散ったり、
ちょっとした事が、凄く深い意味に見えてしまったりして、
モヤモヤしたり、
聞くにも聞けず、ずっと胸の中でモヤモヤする気持ちが、くすぶり続けるって事
ありますよね?
本人としては、決して好きでそうなっているつもりではないのですが、同僚や恋人、果ては親兄弟まで、
今の態度って、「もしかして自分は下に見られている?」
なんて、いつの間にか
周りの人が全部「敵」に見えている事に
知らずにハマっている事があります。
(その半分は自分の想い癖でもあるんですけどね)
実は、そうなる理由は、
自分の自信の無さや、自分のこころの底では
そうされてしまうような理由に思い当たる事があって、
その事ばかり気になっている状態なんですね。
(思い当たらない事は、「えーっ違うんだけど」って、
心の中では共感しないから、何にも感じないものです)
実はこの、知らず知らずの「思い当たる」と実感ある「思い当たる」は、自分の心に「自分でグサグサ」突き刺しているようなものだから、この痛みに気をとられて、
思いのほか、目の前の事への集中力が下がるんです。
また、集中力だけでなく、実は人間関係で、ギクシャクするのも、いわゆる「力比べ=マウンティング」が関係していて、自尊心が低い人は、どうしても相手との「力関係」に意識が向いてしまいがち。
保護動物シェルター(捨てられたペットの保護施設)などの様子は、お茶の間でも観る事が多いと思いますが、はじめてのお目見えの時、必ず、相手と自分の群れでの位置関係を比べていますよね?
でもこれは自分の身を守るための行動でもあります。
ただ、これに集中し過ぎると、仕事そっちのけになったり、
仕事の最中に、マウンティング見たいな事が始まります。
そして、雇用側が気にしているのは、まさしくこのきっかけとなる「マインド」を持っているかいないかです。
喧嘩や会社の雰囲気を悪くするまで、発展する理由は、
自尊心が低すぎるからにあります。
(自尊心が低すぎると、危機感に目が釘付けになってしまうので、ほかの事が目に入らなくなりがちです)
その結果、仕事の内容よりも人間関係の問題の方に目が向いてしまいがちです。
つまり、仕事に集中できないので、業務効率が悪いと思われがち。
そして何より「仕事がデキる雇用主」が考えているのが、職場環境です。
(環境が悪くなると、最も先に辞めてしまうのが、仕事ができる社員だからです。仕事ができる人は引く手あまたなので、悪い環境に留まる理由が無いからです)
デキる雇用主が懸念している事は
➀人間関係で揉めて「仕事ができる人」が流出してしまう事
➁入社した人が仕事が出来ない事がわかっても、直ぐには辞めさせられない事。
人を雇う時に思っているのは、主にこの二つです。
では、インナーチャイルド持ちに対して雇用主は
どういう印象を抱いているのでしょうか?
・自分から積極的に行動しない。
(守りの姿勢で冒険せず、指示待ち傾向が強い)
・失敗を指摘しなければならない場面で、泣き出したり、会社を休んだり(体調不良を起こす)、逆に訴えられたりするので腫れ物に触るようにしか扱えない。
(感情で話されるので、仕事の話が出来ない。)
・社員同士で問題を起こす事が多い。(喧嘩や不倫など)
と、実は思われています。
そして悲しい事ですが、実際に面接をする時は、
自尊心が低すぎる人ではないかを必ず確認しているそうです。
(その人を入れた結果、他の方の士気が下がり、必用な社員が流出して、仕事に集中できない社員ばかりが残ろうとするからだそうです。こんなところにも見捨てられ不安が現れているんですね)
入社する際、選ばれる機会が減ってしまう現実は、
厳しいですねー。💦