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「できる子」の構造

子どもの中学受験が終わった。はじめは楽勝だと思っていた。でも楽な受験なんてないんだなと思い知らされた。まぁ結果的には第一志望合格だったのだけれど...。そんな回想記。

今年は、夏期講習の最終ステージに

特別クラスの開講が組み込まれているそうだから、

去年よりも更にハードな講習になっているのかもしれない。

四谷大塚が、難関校の実績を上げるべく、最上位クラスへの負荷を

増やしてくることは、企業としては理解できるし、頼もしくもある。

ただ、私はそのシフトを知り得ずに、夏期講習の内容との整合性も薄く、

ボリューム的にも過重な計画を立ててしまった。

我が家にとっては運の悪いことだった。

あれも、これも手を出さない

多くの課題で、子どもをつぶさない

去年の私に言い聞かせたい言葉だ。

  

5年生の夏に夏期講習の内容は弟彦に任せっきりにしておいて

それでもしっかりキャッチアップできていたことで私に油断があったし、

講習の復習に設定した時間も、5年時の時の講習内容に準じたもので

実際には少なすぎた。

夏休みが終わりに近づいた頃には、何もかもがただ手をつけただけで

完成と言えるようなレベルに達していたものは何も無い状態で、

講習の内容の吸収の方も不十分だった。

失敗は明らかだったので、私の方が士気喪失状態だった。

全受験期を通じて、ここまではっきり 「失敗」 と認識しているものは、

この夏の計画くらいだ。

弟彦は、文句も言わずに私の予定表通りに1日平均9.4時間の勉強を

こなしていたのに…。 かわいそうなことをしてしまった。

あの講習内容であれば、それを完全に自分のものにすることを

何よりも優先すればそれが一番良かったのに。

  

結局夏休み終了時の組分け試験も、雑然とした状態のまま受け、

良くも悪くもない、何だか秋にむけて気合の入らない結果となってしまった。

  

今、振り返ると、「9月の合不合から勝ちに行く」 という私の逸った心は

先を読む知恵とも計画力とも無縁の「弱い心」 だとわかる。

楽な受験なんてない、

子どもは最後の一日まで戦い続けなければならないのだから、

親が早く安心したいなんて気持ちになってはダメだ。

天王山とか言われる夏休みだけど、あとになって「失敗した」 と

思わざるをえなかった。 できることならやり直したいくらい。

  

原因としては私の焦りによるものが一つ。

志望校に対してそこそこの位置につけている親御さんは

誰もが多かれ少なかれ「早く安心したい」 という気持ちが強いと思う。

私はとにかく早く安心したかった。もう大丈夫と思いたかったのだ。

具体的には 「4回の合不合で合格判定80%を揃える」 ということだった。

  

私はhttp://絶対受かろう!中学受験-偏差値75で、開成・筑駒に合格!

の信奉者として、「半歩先を読む親」でありたいと思っていたし、

有名な http://働くママの中学受験 の影響なども受けて 

「計画」 というものを常に重視していた。

そんな私だったので、9月の第1回合不合から好成績を取るべく

欲張りに欲張った夏休みの計画を立ててしまった。

大真面目に合不合の算数・理科社会で350点取らせることを目標とした

計画だった。

  

そんなもともと完遂の危うかった計画を立てていたところへ

もう一つの原因、「四谷大塚初の6Sコースの夏期講習」 が襲来した。

前年度の6年生はSコース設置は秋からだったので、

夏期講習は、旧来のものだった。

私の最初の計画もそれに基づくものだった。

新たなシステムの夏期講習の日程が発表されて、日数なども増えていて

私は夏休みの予定表の作り変えを余儀なくされた。

でも、最初のグランドデザイン、つまり

9月の第1回合不合までに高いレベルまで仕上げてしまう」 という目標は

変えなかった。 …仕方なかった、なぜなら夏期講習の内容は事前には

知りようがなかったからだ。

  

6年夏のSコースの夏期講習の内容自体は、振り返ってみて

とても素晴らしいものだったと思う。

1サイクル毎の判定テストも順位・偏差値まで出る本格的なもので

理解レベルの確認ができるのも便利だった。

ただ、前年度までのものよりかなり質・量ともハードになっていたようだ。

最初の4日間の 「基礎講習」 で、「これで基礎か!?」 と皆が騒いだらしいが

私もプリントを見て同じ感想を持った。

6年になって、通塾日が3日から4日に増える・・・筈だったが、

何とシステムが変更になって一気に5日になってしまった。

2008年受験組までは6年の前期は4日の通塾だったのに…

うちのように塾まで往復で2時間近くかかる家庭にとってはどうにも

このロスは埋めようがなかった。非常に腹が立って仕方なかった。

毎週2時間ずつ時間を取られた計算で、夏休み前に40時間近くが

蒸発してしまったのだ。

  

まあそうして腹は立てても塾を変えようという選択肢はあり得ず、

プリプリしながらも予定表を作り変えた。

2008年組の入試期間から、合不合予備2までの24週間の学習時間は

1日平均5.7時間と上昇、通塾時間やテストと解説授業の時間を含め

中学受験に費やす時間は1週間の平均50.3時間… 

今日計算したけどスゴイな。

どこかの塾長さんのブログにあった「多い子」 が費やす時間を

要領の悪いうちの子は6年の出だしから超えてしまっている。

見直してみると、平日はもはや睡眠時間を削らない限り飽和状態、

土日だってかなりビッシリに近く学習時間を詰め込んでいる。

量的にはもう手持ちの材料は出尽くした感じだ。

改めて、(よくこのペースで頑張ったな) とちょっと感心してしまった。

そうは言っても、関西勢には負けている筈だけど。

  

4科の勉強時間比は、算数41%、国語23%、理社36%。

5年の頃とあまり変化はない。

5年の頃よりも更に少し算数の比が下がってしまっているのは意外だった。

かなり四谷大塚のテキスト以外の問題集などに時間を割いたのだけど…。

相変わらず理社に時間を使いすぎているとは思うけれど、

これについては別に反省はない。