特別クラスの選抜の時期だ。
6年生の親御さんたちは十分把握されているだろうが、
選抜方法や対象試験の回数など毎年小刻みに変っている。
この3年間で変更がないのは、「合不合予備2での選抜」 のみだ。
去年は、夏休みの最後に 「合不合予備3みたいな感じ」 の選抜試験が
あったが、今年はそれが夏期講習の判定テストに変っている。
その試験の形式はまだ不明、何名が資格を貰えるのかも流動的、
しかも来年にはまた変るかもしれない。 勝負どころの夏休みを
あまりに強いストレスを感じながら過ごすのも避けたいところだ。
そう考えるとやはり、5年生以下の親御さんたちも
合不合予備2=特別クラス選抜試験 として早めの準備計画を立て、
この時期までに志望校も絞っておくべきではないかな。
特別クラスは受講できてよかったと思う。
ごく普通に・ごく当たり前にとても良かった。
5ヶ月間に及ぶ講習は時間的にも内容的にもハードだったが、
これなしに合格を勝ち取ろうとすると、かなりのハンディキャップを
背負うことになると思う。
隣の芝生が青く見えることもあるだろうが、
少なくとも直営校舎生にとってはわざわざ別の塾の志望校別講習を
受講するメリットはないと思う。
(ただし、四谷大塚の特別クラスの開講校舎が非常に遠く、他塾の
それが近隣にあるような場合は判断が難しくなるが…)
我が家の場合はこの講座の受講が、かなり強い自信を与えてくれた。
今年は開講が夏期講習の最後のサイクルに前倒しになっているようだが、
11月末までの講義、12月からの入試模擬演習の繰り返しという構成は
同じだろう。
特別クラス生は冬期講習の内容もこのシステムに組み込まれていて
前半4日間が講義、大晦日と元旦はやや基礎的な演習、後半4日間が
入試模擬演習となっていた。つまり、11月の志望校判定テストと同様の
志望校スタイルの模擬試験を12月に3回、冬期講習後半に4回、
1月に3回、計
この模擬試験演習だけでも家庭ではとても準備できることではない。
でも、これほどひたすら志望校に特化した特訓に時間を費やすだけに
講習を受講したあとで 「やっぱり相性が良くなかった」 となると
受験戦略全体が非常に苦しくなる。
弟彦の友だちでも特別クラスを受講しながら、最終的にその学校の入試を
あきらめざるを得なかった子もいる。
そうは言っても、夏の特別クラスを決める時期にはまだ
実際の入試問題をスイスイ解けるものではないから 「過去問との相性」 を
見極めることはできない相談でもある。
弟彦と第1志望校の過去問との相性の良さを本当に実感できたのは
年が明けてからだった。
この時点での軌道修正など絶対に無理な時期だったからホッとした。
今の時点で強い志望動機があるのなら当然それを優先するべきだと思う。
でも、もしも「入試問題との相性」 で悩んでいるのなら
判断材料とするべきは 「校風」 や 「生徒像」 ではないかな。
特別クラスに名前が挙がっているような伝統校の場合、
入試問題と校風は切っても切れない関係にあると思う。
その学校の入試問題を解いて合格した子達が校風を体現し、
生徒気質を形作る、ということを何十年も繰り返してきた訳だから。
開成の問題を実際に解いてみると、「開成が欲しい子」 がよくわかるし
たとえば麻布と開成の生徒の気質・雰囲気の違いなんかも、
かなりが入試問題の違いの反映であることなどを感じとれる。