台湾屈指の港町・基隆の文化的名所、ローカルに人気の美食、最適な周遊ルート、交通手段まで網羅的に解説。
クルーズ船寄港者や台北からの日帰り基隆観光を検討する方向けの理想的なプランも提案。
活気ある夜市の食文化や息をのむ景観ポイントを満喫するための、チャーター利用と公共交通の使い分けについても詳しく紹介しています。
基隆観光について
近年、数多くの旅行会社が基隆港を寄港先としたクルーズツアーを企画し始め、基隆観光が一時的に注目を集めました。
しかし、インターネットで検索しても基隆の観光情報は比較的限られています。この背景には基隆特有の気象条件があります。
基隆には台北などの都市部とは異なる、ノスタルジックな雰囲気を持つ「基隆廟口夜市」があります。
桃園空港から台湾に入国する際には、台北での観光の合間に基隆への日帰り観光を計画に入れることをおすすめします。
基隆観光で訪れるべきなスポット
基隆港
クルーズ船で台湾へ旅行する際、最初に寄港するのは基隆港となります。
船舶の入港時刻を自由に選択することは難しい場合がありますが、夜間の入港または出港するスケジュールのあるクルーズをぜひ検討されることをおすすめします。
夜景に包まれた基隆港は格別の美しさを誇り、山の方向を見上げると有名な「KEELUNG」の文字看板を目にすることができます。
基隆観光の醍醐味として、港周辺には多くの商業施設やレストランが集まっており、基隆を訪れる際の最も印象的なエリアの一つと言えるでしょう。
基隆廟口夜市
基隆を訪れる観光客10人中11人が基隆廟口夜市を訪問するというジョークがあるほど、この場所は人気を集めています。
11人目は行列に魅かれて自然と加わってしまう人だとされるほどの賑わいです![]()
基隆廟口夜市がこれほど評判になった主な理由は、「ここだけで味わえる独自のグルメが豊富にある」ためです。
士林夜市や寧夏夜市を経験した方であれば、この特別感をすぐに理解できるでしょう。
実際、基隆廟口夜市と比較すると、士林夜市や寧夏夜市は比較的新しい観光向け夜市といえます。
一方で基隆廟口夜市は港に隣接しているため、日本統治時代からすでに慈濟宮という寺院周辺で屋台が営業を始めていました。
基隆観光の醍醐味であるこの夜市には、鼎辺銼(ディンビアンチュオ)、栄養サンドイッチ、チキンロール、魯肉飯(ルーローハン)、豚足、うなぎスープから、天ぷら、台湾ソーセージ、かき氷などの軽食まで、その多様性から「台湾一」との評価を得ています。
これらの料理は基隆廟口夜市の歴史的背景も反映しています。
清朝時代の移民が伝えた羹(スープ料理)、日本人が広めた寿司、刺身、天ぷら(甜不辣/テンプラー)、そして栄養サンドイッチなどです。
基隆観光において特筆すべきは、多くの地元向け夜市と違い、基隆廟口夜市は観光客が多いため、英語や日本語など外国語での表示も充実している点です。
そのため、言語の障壁を気にせず楽しむことができます。
正濱漁港
正濱漁港は2018年のリニューアル以降、写真映えするスポットとして人気を博しています。
基隆観光を最大限に楽しむなら、昼間と夕方の2回この場所を訪れることをおすすめします。
興味深い情報として、これらの建物の色彩は色彩専門家の研究に基づき、地域住民が選定したものだそうです。
灰色は「雨の多い街」という基隆のイメージを、黄色は漁船の灯りを、緑は基隆を取り囲む山々を象徴しているとのこと。
このような背景を知った上で、お気に入りの色の建物の前で思い出の一枚を撮影されてみてはいかがでしょうか。
基隆観光で堪能すべきグルメ
三角窗麵攤
基隆観光では、廟口夜市付近のグルメを堪能するのが絶対おすすめです。
夜市からほんの少し足を伸ばすと、観光客の群れから離れて、地元民だけが知る隠れた逸品店を発見できます。
そんな穴場スポットの一つが「三角窗麵攤(サンカクマドメンタン)」です。
国民党政府が台湾へ移転した時期に食料需要が急増し、1960年代のアメリカからの援助の影響も相まって、基隆の住民はご飯よりも麺類を好むようになりました。
また、港町特有の荷役作業員たちが、ゆっくり食べるご飯より素早く食べられる麺を好んだことから、基隆の乾麺(カンメン)は朝食の定番として根付いていったのです。
三角窗麵攤は60年の歴史を持つ老舗店で、観光客よりも地元の常連客で活気づく本格派店舗です。
■住所:基隆市仁愛區孝三路43號
小文肉羹魯肉飯
台湾旅行で外せない魯肉飯(ルーローハン)!
基隆観光中に訪れたいのが地元民に愛される「小文肉羹魯肉飯」です。
基隆廟口夜市の有名店「天一香肉羹順」は過去に食品安全問題で営業停止になった経緯がありますが、このお店は安心して味わうことができます。
夜市からやや離れた場所に位置するため観光客が比較的少なく、地元の人々で賑わう隠れた名店となっています。
地元客に支持されている店舗ですが、多くの利用客がテイクアウトを選ぶため、店内で食事する場合はほとんど待ち時間なしで楽しめるのも魅力。
看板メニューの魯肉飯はもちろんのこと、繊細な味わいの肉羹湯(ロウガンタン)も併せて注文するのがおすすめです。
■住所:基隆市中山區安一路44號
基隆観光の理想的なモデルコース
半日で巡る基隆観光ハイライトコース
クルーズ船で基隆港に早朝到着すると、基隆廟口夜市はまだ営業前であることがしばしばあります。
また、船会社が提供する観光ツアーは台北の名所巡りが中心となっており、せっかくの基隆の魅力を十分に体験できないケースが多いのです。
折角訪れた港町・基隆をじっくり堪能してみませんか?
台北101や永康街、人気スポットの九份などへ足を運ぶと片道2時間近くかかることもあります。
限られた寄港時間の大部分が移動に費やされてしまうのは非常に残念ですよね。
そこでおすすめしたいのが、チャーター車を利用した基隆観光の半日プラン!時間を効率的に使い、基隆の魅力を凝縮して体験できます。
- 09:00-10:00 和平島公園:下船後すぐチャーター車で移動します。奇岩が織りなす絶景と青い海を満喫しましょう。
- 10:15-10:30 正濱漁港:色とりどりの建物が並ぶ絶好の写真スポット。SNS映え間違いなしです!
- 10:45-11:45 佛手洞:和平島公園と反対側にある神秘的な洞窟と寺院。独特の雰囲気を楽しめます。
- 12:00-13:30 基隆廟口夜市:締めくくりは地元の名物料理が集まる夜市で美食タイム。昼時なら多くの店舗が営業中です。
この基隆観光ルートなら、自然・文化・グルメと基隆の見どころをバランス良く体験できます。限られた滞在時間で最大限に基隆を楽しみましょう!
基隆観光をより楽しむためのアクセス方法
台湾鉄道
台北から基隆観光へ向かう際、最も利便性の高い交通オプションは台湾鉄道(台鉄)です。
台北駅と基隆駅間は直通列車が運行されており、乗車時間はおよそ40分。料金もリーズナブルで、列車の運行頻度も高いため、観光旅行者にとって快適な移動手段となっています。
バス
台北駅から基隆観光へ出発する際、1813Dバスを利用する選択肢があります。
台北駅だけではなく、市政府バスターミナル、MRT忠孝復興駅、MRT忠孝新生駅付近に宿泊されている方は、最寄りのバス停から直接乗車することができます。
ただし留意すべき点として、このバス路線は地元住民の通勤・通学によく使われるため、朝晩の混雑時間帯には満車となり乗車できない可能性もあります。
チャーター:tripool
台北から基隆へ観光旅行する際、予算を節約したい方は台湾鉄道やバスが経済的です。
しかし、小さなお子様連れやシニアの方と訪れる場合は、チャーター車がおすすめです。特にtripoolのチャーターサービスには以下のメリットがあります:
- 夏場でも空調の効いた車内で快適な移動
- 雨天でも濡れる心配がない
- スマートフォンアプリで簡単に予約可能
- アプリ内蔵の翻訳機能でドライバーとの会話もスムーズ
- ドライバーの現在位置がリアルタイムで把握できて安心
- 無認可の個人ドライバーではなく、正式認可された台湾企業なので安全
- プロのドライバーによる清潔な車両サービス
- 丁寧な運転と車内の清潔さが評判
- 透明性のある料金体系でわかりやすい
- 前日18時までキャンセル料無料の融通の利くプラン
基隆観光の移動方法として、ぜひtripoolの利用をご検討ください。
Pick Item
以上、基隆観光を楽しむための歴史ある見どころ、地元で愛される絶品グルメ、効率的な回り方、アクセス方法まで詳しくご紹介しました。
ただ、今回の記事では観光スポットを3か所のみご案内しましたが、実はこの他にもぜひ立ち寄っていただきたい名所が2か所あります。
さらに、お見逃しなく味わいたいグルメも3か所ございます。台湾滞在中に絶対に食べたい牡蠣オムレツの老舗店も一軒ご紹介できます。
基隆の観光情報をもっと知りたい方は、ぜひ下記の記事も合わせてお読みください。
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