台湾新幹線の乗り放題チケット(台湾高鉄周遊券)とはなんですか?
THSR PASS(台湾高鉄周遊券)は、訪台外国人旅行者専用の台湾新幹線乗り放題パスです。複数都市を巡る観光に経済的な交通手段となっています。
路線は台湾西部を縦断し、南港から高雄まで計12の停車駅(南港、台北、板橋、桃園、新竹、苗栗、台中、彰化、雲林、嘉義、台南、高雄)をカバー。特に台北-台中間や台北-高雄間などの長距離移動で威力を発揮します。
ご利用にあたり、以下の制限事項にご注意ください:
- 桃園空港MRTや台湾鉄道(電車)は対象外
- 東部エリア(宜蘭、花蓮、台東など)へは台湾鉄道の利用が必要
なお、新幹線と台湾鉄道の両方の利用をご検討の方向けに、2種類の共通パスをご用意しています:
- 台湾高鉄・台湾鉄道標準5日ジョイントパス
- 台湾高鉄・台湾鉄道特級5日ジョイントパス
※各パスの詳細は後述します
台湾新幹線の乗り放題チケットはいくらですか?
台湾新幹線(高鉄)専用パス
3日間周遊パス:連続3日間乗り放題
- 大人:NT$2,200(約8,800円)
- 子供:NT$1,100(約4,400円)
フレキシブル2日パス:7日間内で2日選択可
- 大人:NT$2,500(約10,000円)
- 子供:NT$1,250(約5,000円)
新幹線・台湾鉄道共通5日パス
標準パス:台湾鉄道は急行(莒光号)まで利用可
- 大人:NT$2,800(約11,200円)
- 子供:NT$1,400(約5,600円)
特級パス:台湾鉄道は特急(自強号・普悠瑪)まで利用可
- 大人:NT$3,600(約14,400円)
- 子供:NT$1,800(約7,200円)
ご利用上の注意
- 6歳未満は座席不要の場合無料
- 普通車(自由席・指定席)のみ利用可能
- 指定席は無料で事前予約必要
- ビジネス車両は利用不可
おすすめの使い分け
- 台中・台南方面→高鉄3日パス
- 花蓮・台東・屏東方面→特級5日共通パス
台湾新幹線の乗り放題チケットの購入方法1:台湾高速鉄道公式サイト
台湾高速鉄道(台湾高鐵)の周遊パスは公式ウェブサイトから購入できます。購入手続きは、まずパスの種類を選んだ後、性別、国籍、氏名、パスポート番号、生年月日、メールアドレスなどの個人情報を入力します。入力後、注文番号と支払期限が表示され、支払いはVisa、Mastercard、JCB、American Expressのクレジットカードに対応しています。
台湾新幹線の乗り放題チケットの購入方法2:代理店の公式サイト
台湾高速鉄道の周遊パスは、公式サイトでの購入に加え、KKDAYやKLOOKといった旅行予約サイトからも購入可能で、旅行者の利便性に配慮した販売体制となっています。
台湾新幹線の乗り放題チケットの使い方
購入完了後、注文番号と認証コードが記載されたメールが届きます。このメールは、実際の乗車券への引き換えと座席予約に必要となります。
乗車前には、台湾高速鉄道の駅窓口で乗車券の受け取りが必須です。窓口での手続きには以下の3点が必要となります:
- 認証コード
- パスポート本体
- 有効な短期滞在ビザ
また、窓口で座席指定を行う場合も、上記の書類をご用意ください。
ご注意:一度乗車券を受け取ると、オンラインでの予約変更などができなくなりますので、旅程をよく考えてから交換手続きを行うことをお勧めします。
台湾新幹線の乗り放題チケットで巡るおすすめ観光スポット
台湾新幹線の周遊パスは、台北から他の都市や観光地へ足を延ばす際の強い味方です。新幹線を利用することで、台湾の見どころを効率的に巡ることができます。

特に人気の観光スポットとしては、嘉義駅から訪れることができる阿里山、台中駅からアクセス可能な高美湿地や日月潭、また高雄駅から近い旗津があげられます。
なお、新幹線の駅から阿里山や日月潭といった観光地までは、公共バスを利用できますが、より快適な旅をご希望の方には、ハイヤーやチャーター車の利用もおすすめです。
この記事では、台湾新幹線の周遊パスについて、購入方法から利用方法までご紹介してきました。変更・キャンセルの手続きや、お得なセール情報については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
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