ビルゲイツ氏から5年後、ついにスティーブ・ジョブズ氏が、
キャリアの最終章に突入したニュースが昨日ありましたね。

Mac や iPhone などアップル製品を身近に手にしている方は、
考え深い一日だったのではないでしょうか。

特に英語圏のネットのニュースはファンが多いせいか、
引退より氏の半生をめぐる記事がたくさんありましたね。

先日6月にWWDCで見せた表情がこの日を物語っていた事、
また今年の1月に発表された事から昨日の出来事までは、
ロードマップだったかっもしれません。

この写真を見ると何か感じるものがあります。、
そして「お疲れ様でした」と声をかけたい衝動に駆られませんか。

$Ripples - global culture-jobs 2011

私自身アップル出会ったのはiMacの頃です。

$Ripples - global culture-ipod nano first

その数年後、iPod nano 第一世代が生活の一部となり、
nano 第3世代、iPhone 3G と進んでいるのでまだまだ短いお付き合いです。
しかし、5年前から私の生活が大きく変化した事は
間違いないので、今回はPCでお世話になってるゲイツ氏が一線を退いた時より、
考えさせられました。

お体に気をつけて過ごされる事を祈ります。

日本語でも
「終わりは始まり」とあるようにジョブス氏の発表の後、
windows phone 7 が日本で発売となりました。
$Ripples - global culture-windows phone 7.5

ジャンルは違いますが、ソニーから新しい walkman w が発表されました。
$Ripples - global culture-walkman w 2011

両方共一時は業界トップでしたが、アップルに抜かれ、
そして巻き返しを図っている会社です。

でも製品は素晴らしいのですが、やっぱりそれを使う。それを楽しく
簡単に使う。ってところがやっぱり少し足りないのかなと思いました。

足りない部分てのは様々な利権があってなかなか解決できない事だと
思いますが、そこさえクリアになり、テクノロジーでカバーすれば、
きっと面白い事になるなーと外野として勝手に想像してます。

アップルという会社は、
今できる技術やサービスや今まできた事をぶった斬って、
必要最小限を見極めるバランス、
物を手にした時に感じる満足できる品質、
制約の中で生まれるものは結構良いものができるというのを
体現した会社の一つだと思っています。

任天堂がファミリーコンピュータやゲームボーイの時も
そうだったと思います。
今、日本で大きく成長しているステーキチェーンもそうですね。
中国のとある飲料メーカーもそうですね。

このバランスを見極めるというのが難しい。
難しいから面白いんだと思います。

見極める修行してますか。
私?ただいま修行中。もがき中。

Steve Jobs/Walter Isaacson

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