歳をとってくると、なんでも過去をなつかしむように
なることが多くなるもの・・とはよくいったものだが、
見られる側の歌手や芸人なども、過去に活躍したかたがたの
方が、広い視野で多くの人を楽しませる実力の持ち主だった
んじゃないかなと、そう思う。
昔は励ましや気分転換などの意味の歌も多かったものの、
今では「好きだ」「愛してる」っていう、そういう
歌詞ば~っかりしか歌わなくなった現在。
かつては広く世間や夢を題材にしたような漫才や演芸も、
今では叩いたり暴言をはいたりすることをネタにするような、
笑いとりだけに必死な芸人が多い現在とか・・。
そんなわけで、やっぱり昔に戻りたいなと思ってくる。
「歌うたい」と「芸人」の2つのパターンを例示したが、
このうち芸人でいえば、もっと昔の先輩格の芸人をますます
お手本にして、勉強してもらいたいものだと思う。
いとしこいし師匠にいたっては、その最たる師匠格ではないか?
もはや二度と見られなくなったが、できるものならもう一度、
生でみてみたいものだ。
