まだ少し肌寒いようにも感じるが、月はいよいよ3月に入り…そう表現しただけで、どこか寒さのピークから解放されたようなきがして気が和む。

この月の終盤にはいよいよ桜も咲き始める頃・・月末が楽しみだ

 

桜といえば、遠山の金さんの桜吹雪がふと脳裏をよぎる。実はこのブログを書いている 3/2 は「遠山の金さんの日」という記念日になっているそうだ。

1840年の3月2日に江戸北町奉行に任命されたことに由来するものなんだそう。

「遠山の金さん」こと遠山影元(かげもと)は1793年から1855年の間を生きた、本当に実在した人物。旗本の家にうまれたが、青年期は家をでて、町屋で酒や女にふけった放蕩生活を送っており、そのさいに例の入れ墨をいれたのではないかとする説もあるが、確たる証拠は見つかっていない。
その後帰宅し、以後は幕府の家来として、さまざまな役職を歴任したとされている。

1825  江戸城西丸の小納戸に従事開始
1834  その頭取にまで昇進

1835  小普請奉行に転任

1837  作事奉行に転任

1838  勘定奉行に転任

1840  江戸北町奉行に転任

1843  大目付に転任

1845  江戸南町奉行に転任

といったような活躍の記録があるようだ。同一人物が南北両方の江戸町奉行に就任するという事例は極めて異例という。自分も時代劇の中で、それまでずっと「北町奉行」として金さんが放送されてきたのが、「遠山の金さんvs女ねずみ」シリーズから急に「南町奉行」に変わっていたので、あれ?と思ったのだが、こちらでも正しいということが判明し、ほっとしたという経緯がある。

まあそれにしても、これも時代劇の影響か、作事奉行・勘定奉行というと、どうも悪役のイメージしかないが、まさか金さんまでもが、それらさえをも歴任していたとは!

 

ところで「遠山の金さんといえばこの人!」っていう俳優さん、自分なら松方弘樹さんかなと思いますが、あなたは誰が思い浮かびますか?