あなたが 優しいから


優しく 支えてくれたから



僕は笑顔でじいちゃんのところへいけるよ


ありがとね






学校帰り


車庫で木材にかんなをかけながら


家族で誰よりも先に


おかえりを


いってくれた


暖かくてまぶしい笑顔で


やなことあってもすぐに元気になれた




僕のために釣りざおをつくってくれたのは


いつまでも覚えている


蛍光色の糸をつかって作るから


いかにもじーちゃんがつくったって感じのオリジナルだ


ダサくても大好きだった




一緒に車庫の2階の秘密基地で


いろんな話をしたし おもちゃでも遊んだ


目いっぱい積まれていた木の香りがほんとに落ち着いた




もちろん器用だからバスケットゴールまでつくってくれた


僕がダンクしすぎて壊してしまっても笑いながら直してくれた


だから嬉しくて毎日日が暮れるまでバスケしてたっけ



僕と一番はっちゃけたのは


一つのサッカーボールを夢中で追いかけていた時だ


愛犬のエルと一緒にね ホント楽しかったよ


サッカーを無意識にココロの深くから理由もなく愛しているのは


じーちゃんのおかげだったのかもな



やっぱり思春期になるにつれて


会話は少なくなった


弱っていく僕にじーちゃんはどう思っていたんだろう?



きっとかける言葉がなかったんやと思う


口下手だからかっこいいこといわないもんね


心配かけてごめんなさい



俺が


変わってからは


じーちゃんにたっくさんはなしかけた いままでの分を取り返そうとね


ほんのりだけどはにかむいつもの笑い方でうなづいてくれた




体が調子悪くなってからは


俺 率先して肩を貸したりした


でもホントそれは辛かった


元気だったじーちゃんしか知らなかったから






いま


悲しくて 辛いけど


感情の抑えがきかないと思うけど


笑顔でおくってあげるんだ!


僕がいるのはじーちゃんのおかげ




恥ずかしいけど


あなたの笑顔ばっかりで他の表情は思い出せないよ



ほんと楽しかったし 大きな功績を持っているあなたを尊敬し続けるよ





ありがとう





そして


初めてあなたに言います




さようなら



僕はあなたの誇りになります 必ず