複数名からの 呼びかけに


歩みを止めて 思考を廻らす


そこで うずくまってはいけない


分身の 焦燥感を 立ちきれるのだから






わたしは 4人から声をかけられている


いわゆる引き抜きだ


それでもわたしの意思は固い


顔の造作に乱れを出さず


日常のポーカーフェイスを貫く


絶対的に信頼する友人をも騙す表情


今日ばかりは わたしが 詐欺師だ


人を口説くのには楽しみを感じるが


いざわたしの身に降りかかると


あどけない少女のようにとまどう


過去に追いかけられた事由があるわたしは


まだ漢から遠い 無の存在


強いのが男なのか


優しいのが女なのか


そんな決めつけがわたしにかかる


わたしは


わたしは


草食系じゃねぇ!


肉食系でもねぇ!


おめーにくわせる タン麺は・・・・・・つけ麺はねぇ!


わたしは今取り囲まれている


誰を選べばいいのか


何を望めばいいのか


地におぞましい感覚が宿る瞬間を察し


狭い個室から歩き出す


1歩


2歩


3歩 歩いて


5歩 下がる


ふりだしにもどる うるせー!


むしろ 地下行ってるだろーが!


12の時


ラテン系で純粋だった僕が


戻りつつある


傷が塞がっていく


お~い! パテ塗っといて!!


何でも口にする僕に気をつけて


あなたを笑顔にするために


藍色の息を深く吸い込むから


貴女のあなたに届ける私の言葉


SAY! I NEED YOU!!!