今回は知り合いの方に海外旅行中に盗難にあったという話を教えてもらったので、お願いしてその当時の話を書いてもらうことにしました。
大学4年生の時に人生初の1人旅をしてみたいと思い、イタリアに旅行しました。
ローマ、フィレンツェ、ヴェネツィア、ミラノ、そしてローマに戻ってくるという10日間の旅でした。
私にとってはじめて1人で行く海外旅行でした。
現地に知り合いもいないので自分の力試しという意味も込めていましたが、ローマに入り、フィレンツェ、ヴェネツィア、ミラノ、そしてローマに戻り、大好きなイタリアサッカーの「ASローマ」の試合を生で観戦して帰ってくるというプランでした。
イタリアはずっと憧れだった場所なのでもちろんデジタルカメラも持って行きました。
そして、各地域を周りローマに戻った時でした。
帰国2日前だったこともあり、少しずつイタリアに慣れて来ていたので、ホテルに荷物を置きコートのポケットに財布とカメラだけを入れ食事に出かけました。
その帰り道、ローマ最大の「テルミ二駅」の前で明らかに酒に酔ってる男性3人に絡まれました。
その時はちょうどサッカー日本代表の長友選手がイタリアに移籍した時で「ジャパニーズ?ナガトモ?」と言われ、サッカー好きの私は思わず反応してしまいました。
しかし相手は酒に酔っていたので面倒に感じ遇らおうとしたのですが、しつこく握手とハグを求められました。
離してもらえなかったのでそれに応じそこから離れたのですが、ホテルに着くと財布からカメラまで全てなくなっていたことに気づきました。
すぐに「あの時とられた」と思いました。
海外旅行保険に加入してきていたのですぐにそこに電話をしました。
そして、補償してもらうために保険会社のスタッフにどうしたらよいかその指示を受けました。
それは現地の警察署へ行き被害届を出し、盗難被害申請書というものを発行してもらいました。大雨の中警察署へ行き書類を記入しました。
そこにはイタリア語、英語、日本語と3種類の書類があったので事件当日のことを細かく詳しく書くことができましたのですぐに発行してもらえました。
とられた財布とカメラは恐らく戻ってこないだろうといわれました。
パスポートはホテルに置いてあってとられなかったのが不幸中の幸いでした。
そして帰国後にその盗難被害申請書というものを保険会社に送りました。
少し時間がたつと補償分の金額が返ってきました。
とられたカメラの金額の7割ぐらいの金額でした。
ある程度お金が返ってきたのはいいのですが、カメラの中のデータまで返ってこなかったのが一番ショックでした。
その後デジカメを再度購入しましたが、盗難にあったあれ以降私はカメラ単体で持ち出すということはほとんどしなくなりました。スマホを利用しながら携帯で写真をとるぐらいにしました。
海外では携帯を首から下げているので取られることはないと思います。
もちろん、過信はしません。
そして、旅行が好きな私は今後も海外旅行に行った際には現地の写真をどんどん撮っていきたいです。
特にヨーロッパの建物や雰囲気が好きなので、ヨーロッパの日常の様子を写真におさめていきたいです。
例えば、フランスのパリ、イギリスのロンドンにも強い憧れがあるのでパリやロンドンの人々の何気ない毎日の雰囲気、そしてお洒落な作りの建物をたくさん撮っていきたいです。
海外旅行で盗難はやっぱり心配です。
たとえ慣れてきたとしても注意を怠らないことが大切ですね!