今朝のテレビで「日本の旅館の活性化」についてレポートがあった。
業績不振の全国各地の「保養所」を徹底した「コスト削減による集客率アップ」を果たしたベンチャー企業が紹介されていた。
興味を持って見ていると、「コスト削減」とは、「過剰なサービスをなくす事」と言っていた。
「過剰なサービス」とは?
旅館の「慣例による過剰なサービス!」とは・・・・・。
例えば、「1泊朝食付き(ビュッフェスタイル)」としたり、「布団の上げ下げをセルフサービス」にすることにより、「人件費の削減」を提案するものだった。
そのことにより、価格を徹底して下げると言うものだった。
さて、私たちは「旅館」に何を求めて行くのでしょうか?
「温泉や露天風呂」だったり「日頃食べれないご馳走」だったり、「殿様・お姫様」だったり、「非日常を求めて」行くのではないでしょうか?
そんな、「日本の旅館の良さ」が、今回の提案では崩壊しようとしています。
この実情を、読者の方は「如何にお考えになりますでしょうか?」
確かに、「旅館サイド」では、集客も「50%」を割り込んでいるところがたくさんあるそうです。
しかしながら、その「原因」を追求されているのでしょうか?
リサーチによると、「1泊・15,000円」が平均的に妥当な価格と言うことになったそうです。
と言う事は、前述の「旅館」は平均的な価格で運営されているので集客が減った「原因」は別のところにあるのではないのでしょうか?
暗に、「安くすれば集客できる」と言うのは「一時しのぎ」ではないのでしょうか?
根本的な「解消」が出来なければ同じことです。
話は変わりますが、日本の企業で業績が伸びている職種は他国がまねを出来ない技術を持っている企業です。
これらの企業は価格競争に巻き込まれること無く「独自の路線」を歩むことが出来ます。
はたして旅館業には、同様な技術が存在するのでしょうか?
もし仮に存在しないのであれば、崩壊の危機にある「流通業」と同じ道を辿る可能性が「大」ではないでしょうか?
「価格破壊」に巻き込まれる事によって利益率を圧迫し「価格競争」の中で「お客様のニーズ」に答えられなくなるのではないのでしょうか?
「負のスパイラル」に陥り、最終的には資本の大きな所しか生き残れないのである。
そう考えると「旅館の存在」とは何でしょうか?
話を元に戻すと、ほとんどの「お客様」は「旅館に何を求めているのでしょうか?」
今回の「コンサルタント」が成功を収めるかどうかは分かりませんが、確実に「日本の旅館の崩壊」を示したケースではないのでしょうか?
この「危機」があるとしたら、「旅館」は、もっと「宿泊していただいたお客様」に「ご意見」を聞くことが解決の糸口だと思うのですが如何でしょうか?
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