大砲岩や天狗のひょうていでスルルを味わった後は大砲岩への分岐に戻り、山腹に沿って中間道をさらに妙義神社方面に進みます。
しばらくすると鉄の階段が現れ、さらに大岩壁のえぐられた岩の庇の下に道が続き、
さらに進んだ所では天井の岩に頭がぶつかりそうなほどです。岩庇は崩れてこないだろうかと心配しながら自然の造形美に目を見張るばかりです。しかし油断すると天井に頭をぶつけるので注意します。
岩庇を抜けるとまたすぐに約170段の下りの長い鉄階段が現れます。
鉄階段の下りでは、両側が切れ落ちている為、高度感がありスリリングです。
しばらくはアップダウンの少ないとても歩きやすい道が続き、休憩ポイントの「四阿(あずまや)」に到着です。
ここから20分ほど歩くと「本読みの僧」と言われる小さなお地蔵様が姿を見せるのですが、その先が崩落で通行留めになっているため下って「大人場(おにんば)」まで下っていきます。小尾根のような道で軽石が多く滑りやすいので注意が必要です。
20分程で「大人場」に到着です。林の奥には下枝が立ちあがって特異な枝ぶりとなっている針葉樹があり、神居木(かもいぎ)といいます。昔から山の神(または天狗)が腰をかけて休む場所であると信じられていて、傷つけたり、切ったりするとたちまち祟るといい伝えられてきました。
最後にもうひと頑張りと「一本杉」を目指して七曲りを上って行きます。
歩くこと45分「一本杉」に到着です。明治15年3月18日の山火事により中之岳は焼き尽くされましたが、この一本杉のところでようやく鎮火しました。その時たった一本の杉が焼け残り、誰いうとなく一本杉というようにんまりました。樹齢500年とういう戦国時代に生を受けた杉の木です。
ここからは「金鶏山」が真近に眺めることができます。ここは石門一帯の所有者であり、ハイカー達から『妙義のおばあさん』と親しまれた柴垣はるさんが居を構えていた場所です。
ここには文化6年(1809)と記された日本武尊権現の大きな常夜燈があります。これに油を注ぎ灯火すると遠く熊谷市から見えたとのことです。
ここから50mほど坂をくだると県道196号(妙義紅葉ライン)ですので道沿いに10分程歩いて駐車場に戻ります。
さあ温泉に入って帰るぞ!












